名前
appclient - アプリケーションクライアントコンテナの起動
形式
appclient -client appjar [-mainclass appClass-name|-name display-name] [-xml xml] [-textauth] [-user username] [-passwordfile file_name] [app-args]
機能説明
アプリケーションクライアントコンテナを起動します。JVMオプションの指定を必要とする場合、環境変数VMARGSにオプションを指定します。詳細は「4.9.1 Java EEアプリケーションクライアントの環境設定」を参照してください。
オプション
オプション名 | 説明 |
---|---|
-client | クライアントスタブJARファイルのパスを指定します。クライアントスタブJARファイルは、クライアントJARファイルを含むモジュールを配備する際に、asadminコマンドのdeployサブコマンドに--retrieveオプションを指定してダウンロードするか、配備後asadminコマンドのget-client-stubsサブコマンドでダウンロードします。 |
-mainclass | クライアントコンテナで実行する、mainメソッドを持つメインクラスをフルパッケージ名で指定します。 |
-name | ディスプレイ名を指定します。 |
-xml | Interstage ACC deployment descriptor(sun-acc.xml)を指定します。
クライアントパッケージの場合、必ず-xmlオプションでInterstage ACC deployment descriptor(sun-acc.xml)を指定してください。
|
-textauth | Basic認証が設定されたWebサービス呼出しで、デフォルトセキュリティコールバックハンドラを使用する場合、コンソールでユーザ名とパスワードの入力を求める場合に指定します。-userオプションと-passwordfileオプションを指定した場合には無効となります。 |
-user | Basic認証が設定されたWebサービス呼出しで、デフォルトセキュリティコールバックハンドラを使用する場合、ユーザ名を指定します。-passwordfileオプションと合わせて指定してください。 |
-passwordfile | Basic認証が設定されたWebサービス呼出しで、デフォルトセキュリティコールバックハンドラを使用する場合、PASSWORD=パスワードの形式でパスワードを含むファイルの完全修飾名を指定します。-userオプションと合わせて指定してください。 |
-xmlオプションを指定しなかった場合に参照するInterstage ACC deployment descriptor(sun-acc.xml)は編集しないでください。編集した場合、本製品の再インストールが必要となる可能性があります。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
app-args | 可 | メインクラスのmainメソッドを呼び出す場合の引数を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\appclient -client MyApplicationClient.jar -xml sun-acc.xml test |
/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/appclient -client MyApplicationClient.jar -xml sun-acc.xml test |