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Interstage Application Server 入門ガイド
FUJITSU Software

1.2 製品体系

Interstage Application Serverの製品体系と主な機能の対応について説明します。


Interstage Application Server Standard-J Edition

Java対応した、シングルサーバ環境向けのスタンダードモデルです。
Java EE、Webサービス等の標準技術に対応しており、高い生産性で開発したJavaアプリケーションを実行できます。また、シングル・サインオン機能を提供しており、高いセキュリティのシステムを容易に構築できます。

参考

シングルサーバ環境

1つのサーバでの実行環境あるいは、複数のサーバでもサーバ間での業務を引き継がない独立した実行環境です。

Interstage Application Server Enterprise Edition

マルチ言語(COBOL/C/C++)に対応し、高信頼・高可用を実現する、マルチサーバ環境向けのエンタプライズモデルです。
Interstage Application Server Standard-J Editionの機能に加え、マルチ言語、ホットスタンバイなどをサポートしています。安定したレスポンスと24時間365日の無停止システムを実現し、大規模システム構築に最適です。

参考

マルチサーバ環境

マルチサーバ管理機能あるいは、サーバ間で業務を引き継ぐ機能を使用し、業務アプリケーションを複数のサーバで実行する環境です。


主な機能の対応

機能

SJE

EE

業務安定稼働

システム資源の自動拡張・予兆監視

ホットスタンバイ

負荷分散

業務単位での運用管理制御(IJServerクラスタ/ワークユニット)

業務の自動復旧

リソース・プーリング

活性変更

診断ログ機能・一括自動資料採取

アプリケーションの多重制御(マルチコンテナ)

Webサーバの複数運用

Javaのレスポンスの平準化(コンカレントGC)

業務運用の効率化、コスト削減

GUIによる簡単操作

コマンドによる定型操作・繰り返し操作

業務のレスポンス監視・性能分析

仮想環境への対応

業務構築の迅速化、コスト削減

Java EE対応

高性能・高信頼なJava実行基盤

Webサービス対応の実行基盤

豊富な部品群をもつフレームワーク

JavaScriptライブラリの提供

複数世代のアプリケーション実行環境の提供

既存システムの活用

COBOL/C/C++言語資産の利用

安全なシステム構築

セキュアな運用環境

不正アクセスから資産を保護

セキュリティ監査証跡

シングル・サインオン