Interstage Application Serverの製品体系と主な機能の対応について説明します。
Interstage Application Server Standard-J Edition
Java対応した、シングルサーバ環境向けのスタンダードモデルです。
Java EE、Webサービス等の標準技術に対応しており、高い生産性で開発したJavaアプリケーションを実行できます。また、シングル・サインオン機能を提供しており、高いセキュリティのシステムを容易に構築できます。
参考
シングルサーバ環境
1つのサーバでの実行環境あるいは、複数のサーバでもサーバ間での業務を引き継がない独立した実行環境です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
マルチ言語(COBOL/C/C++)に対応し、高信頼・高可用を実現する、マルチサーバ環境向けのエンタプライズモデルです。
Interstage Application Server Standard-J Editionの機能に加え、マルチ言語、ホットスタンバイなどをサポートしています。安定したレスポンスと24時間365日の無停止システムを実現し、大規模システム構築に最適です。
参考
マルチサーバ環境
マルチサーバ管理機能あるいは、サーバ間で業務を引き継ぐ機能を使用し、業務アプリケーションを複数のサーバで実行する環境です。
主な機能の対応
機能 | SJE | EE | |
---|---|---|---|
システム資源の自動拡張・予兆監視 | - | ○ | |
ホットスタンバイ | - | ○ | |
負荷分散 | - | ○ | |
業務単位での運用管理制御(IJServerクラスタ/ワークユニット) | ○ | ○ | |
業務の自動復旧 | ○ | ○ | |
リソース・プーリング | ○ | ○ | |
活性変更 | ○ | ○ | |
診断ログ機能・一括自動資料採取 | ○ | ○ | |
アプリケーションの多重制御(マルチコンテナ) | ○ | ○ | |
Webサーバの複数運用 | ○ | ○ | |
Javaのレスポンスの平準化(コンカレントGC) | - | ○ | |
GUIによる簡単操作 | ○ | ○ | |
コマンドによる定型操作・繰り返し操作 | ○ | ○ | |
業務のレスポンス監視・性能分析 | ○ | ○ | |
仮想環境への対応 | ○ | ○ | |
Java EE対応 | ○ | ○ | |
高性能・高信頼なJava実行基盤 | ○ | ○ | |
Webサービス対応の実行基盤 | ○ | ○ | |
豊富な部品群をもつフレームワーク | ○ | ○ | |
JavaScriptライブラリの提供 | ○ | ○ | |
複数世代のアプリケーション実行環境の提供 | ○ | ○ | |
既存システムの活用 | - | ○ | |
COBOL/C/C++言語資産の利用 | - | ○ | |
セキュアな運用環境 | ○ | ○ | |
不正アクセスから資産を保護 | ○ | ○ | |
セキュリティ監査証跡 | ○ | ○ | |
シングル・サインオン | ○ | ○ |