管理コンソールによる業務の起動・停止・状態監視・入れ替えや、性能情報の採取・グラフ表示などにより、運用の簡易化/可視化します。
また、仮想環境での動作をサポートしており、仮想環境のメリットを活かした運用が可能です。これらにより、効率的な運用や運用コストの削減を実現します。
GUIによる簡単操作
業務運用は、GUI(Interstage Java EE管理コンソール/Interstage管理コンソール)で簡単に操作可能です。また、複数のアプリケーションをIJServerクラスタ/ワークユニットとして管理できます。
業務の構築・起動・停止からプロセス多重度変更などの環境設定、実行時の資源消費や処理時間のモニタリングなど、業務の構築・運用のすべての操作を実行できます。
また、管理コンソールで、データベース接続の設定が可能であり、Symfoware ServerやOracle Database(RACの高速接続フェイルオーバー機能等)に接続するための設定を容易に行えます。
コマンドによる定型操作・繰り返し操作
すべての運用管理操作はコマンドで実行可能です。管理コンソールでは不向きな定型の運用操作や繰り返し操作で、利便性を向上できます。
業務のレスポンス監視・性能分析
業務アプリケーションの性能情報(Javaヒープ量・ガベージコレクション状況・処理量・CPU使用率など)をグラフで表示したり、ログを採取できます。
管理コンソールから、実行中の業務アプリケーションの性能情報を簡単に確認できます。また、モニタロギングを利用することで、性能情報を一定間隔でファイルへロギングすることができます。
性能ボトルネックやメモリリーク等のトラブル調査を支援するツール(Java VisualVM)を提供しています。
Java監視機能により、アプリケーションサーバ上で動作中のアプリケーションのJava VM に関するパフォーマンスデータを収集、表示できます。
仮想環境への対応
多数のサーバの運用コストを削減、既存システムの延命、急激なビジネス環境変化へ適応などにおいて、仮想化での対応が図られています。Interstage Application Serverでは、VMware、Hyper-V、Xenといった、様々な仮想環境での動作をサポートしており、これらの仮想環境のメリットを活かした運用が可能です。