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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

10.5.7 swstlubackup(バックアップ実行コマンド)

名前

swstlubackup - バックアップの実行


形式

業務ボリューム指定でバックアップする場合
/opt/FJSVswsts/bin/swstlubackup [-k] Device-Name
ロググループ指定でバックアップする場合
/opt/FJSVswsts/bin/swstlubackup -n [-k] Log-Group-Name[/RDB-Name]

機能説明

Logical Unit(ディスク)単位でバックアップを実行し、実行した日付やコピー先のバックアップボリュームなどの情報を、バックアップ履歴情報に登録します。指定したLogical Unit(ディスク)上のディスクパーティションは、すべて同時にバックアップを実行します。
バックアップは、Logical Unit(ディスク)が配置されているストレージ装置のコピー機能やスナップショット機能を用いて行われます。


オプション

-k

参照ダンプでバックアップを行います。
このオプションを省略した場合は、通常ダンプでバックアップを行います。
参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareのrdbrtrコマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書込み不可状態)する必要があります。
Symfoware以外の業務ボリュームは、このオプションを指定できません。

-n

ロググループに対して設定することを指定します。
オペランドには、ロググループ名とRDBシステム名を指定します。RDBシステム名がない時は、省略できます。


オペランド

Device-Name

Logical Unit(ディスク)のデバイス名を指定します。ディスクパーティションのデバイス名は指定できません。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名のあとに“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

注意事項