10.5.6 swstlubkpol delete(バックアップポリシー削除コマンド)

名前

swstlubkpol delete －バックアップポリシーの削除

形式

業務ボリューム指定の場合

/opt/FJSVswsts/bin/swstlubkpol delete Device-Name

ロググループ指定の場合

/opt/FJSVswsts/bin/swstlubkpol delete -n Log-Group-Name[/RDB-Name]

機能概要

設定されているバックアップポリシーを削除します。
ロググループを指定してバックアップポリシーを削除する場合は、そのロググループに含まれる業務ボリュームすべてのバックアップポリシーを削除します。
削除する業務ボリュームにバックアップ履歴情報が存在する場合は、バックアップ履歴情報を削除したあと、本コマンドを実行してください。

オプション

-n: ロググループに対して削除を行うことを指定します。
オペランドには、ロググループ名とRDBシステム名を指定します。RDBシステム名がない時は、省略できます。

オペランド

Device-Name: Logical Unit(ディスク)名を指定します。ディスクパーティションのデバイス名は指定できません。

Log-Group-Name: ロググループ名を指定します。

RDB-Name: RDBシステム名を、ロググループ名のあとに“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了

使用例

ロググループ(LOG02/RDB1)のバックアップポリシーを削除します。

# /opt/FJSVswsts/bin/swstlubkpol delete -n LOG02/RDB1
/dev/mapper/mpathd swstlubkpol completed
LOG02/RDB1 swstlubkpol completed
#

注意事項

本コマンドは、運用管理サーバで実行できません。
次のような場合、バックアップポリシーを削除できません。
- 削除する業務ボリュームにバックアップ履歴情報が存在するとき。
- 処理対象となる業務ボリュームに対して他のコマンドが実行されているとき。
次のコマンドが動作中のときは、本コマンドを実行できません。