名前
swstlubkpol set - バックアップポリシーの設定
形式
/opt/FJSVswsts/bin/swstlubkpol set [-s Save-Number] [Device-Name]
/opt/FJSVswsts/bin/swstlubkpol set -n [-s Save-Number] Log-Group-Name[/RDB-Name]
機能概要
バックアップポリシーを設定します。バックアップポリシーとして設定する項目は以下のとおりです。
保存世代数:バックアップを行ったデータを何世代残しておくかを意味します。
オプション
保存世代数を指定します。
設定できる範囲は1~30までで、初回登録時に省略した場合は2を設定します。
更新時に省略した場合は、設定済みの値を引き継ぎます。
ロググループに対して設定することを指定します。
オペランドには、ロググループ名とRDBシステム名を指定します。RDBシステム名がない時は、省略できます。
なお、本オプションを指定した場合、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームに対してバックアップポリシーを設定します。ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定してバックアップポリシーを設定することはできません。
オペランド
Logical Unit(ディスク)名を指定します。ディスクパーティションのデバイス名は指定できません。
省略した場合は、すべての業務ボリュームに対してバックアップポリシーを設定します。
ロググループ名を指定します。
RDBシステム名を、ロググループ名のあとに“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
ロググループ(LOG02/RDB1)の保存世代数を3世代でバックアップポリシーを設定します。
# /opt/FJSVswsts/bin/swstlubkpol set -n -s 3 LOG01/RDB1 /dev/mapper/mpathb swstlubkpol completed LOG02/RDB1 swstlubkpol completed #
注意事項
本コマンドは、運用管理サーバで実行できません。
ロググループを指定して本コマンドを実行した場合は、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームに対してバックアップポリシーを設定します。ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定してバックアップポリシーを設定することはできません。
保存世代数の変更は、「その時点での履歴情報数」≦「設定する保存世代数」であれば実行可能です。
次のような場合、バックアップポリシーを設定できません。
保存世代数の指定できる範囲を超えてオプションを指定したとき。
ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定したとき。
処理対象となる業務ボリュームに対して他のコマンドが実行されているとき。
指定したデバイスがディスクパーティション単位であるとき。
次のコマンドが動作中のときは、本コマンドを実行できません。