ノードマネージャ(管理モード)ユーザ定義ビューはユーザ定義マップの参照と設定を行うウィンドウです。
以下にノードマネージャ(管理モード)ユーザ定義ビューのイメージを示します。
ポイント
ノードマネージャ(一般モード)ユーザ定義ビューに切り替えたい場合は、“4.6.1.8 一般モードに切り替える(管理モードメニュー)”を参照してください。
ノードマネージャ(管理モード)ユーザ定義ビューは以下の5つの領域に大別できます。
ツリー表示部
マップ表示部
キャンバス設定部
部品バー
アラーム表示部
それぞれの領域について説明します。
ツリーを分類したり、マップを追加、削除したりすることができます。
ツリー上のマップをクリックすると、マップ表示部に選択されたマップの情報を表示します。マップの追加、削除方法の詳細は”4.6.3.6 マップを追加する”または”4.6.3.14 マップを削除する”を参照してください。
ポイント
ハンドルをクリックすると、ツリー上のフォルダを開閉することができます。
また、グループを新規に追加して表示することができます。グループの追加、削除方法の詳細は”4.6.3.5 グループを追加する”または”4.6.3.13 グループを削除する”を参照してください。
ツリー表示部(管理モード)からのみ可能な操作は以下のとおりです。
ツリーアイコンを移動する
グループ名を変更する
マップ名を変更する
ツリー表示部のアイコンを、グループへ移動できます。
グループへ移動可能なアイコン
以下のアイコンは、ドラック&ドロップでグループへ移動することができます。
追加したグループアイコン
追加したマップアイコン
以下にドラック&ドロップでのアイコンの移動手順について説明します。
移動したいアイコンを移動先のグループへドラック&ドロップします。
[ユーザ更新確認]ダイアログボックスが表示されます。
[更新]ボタンをクリックします。
アイコンが選択したグループへ移動します。
[キャンセル]ボタンを押すとグループへ移動を中止することができます。
グループ名の変更手順について説明します。
ツリー表示部のグループアイコンを右クリックし[名前の変更]を選択します。
グループ名が入力可能になります
新しいグループ名を200文字以内で入力します。
[Enter]キーを押下します。
新しいグループ名に変更されます。
マップ名の変更手順について説明します。
ツリー表示部のマップアイコンを右クリックし[名前の変更]を選択します。
マップ名が入力可能になります
新しいマップ名を200文字以内で入力します。
[Enter]キーを押下します。
新しいマップ名に変更されます。
部品バーで作成されたマップアイコンを表示します。
部品バーに表示されるボタンの種類と、マップ表示部に作成されるマップアイコンは以下のとおりです。
種別 | ボタン | アイコン | 説明 |
---|---|---|---|
監視対象ノード | ルータ | 登録されている監視対象ノード 複数のアイコン種類から選択可能 | |
ハブ | 登録されている監視対象ノード | ||
スイッチ | 登録されている監視対象ノード 複数のアイコン種類から選択可能 | ||
ノード | 登録されている監視対象ノード 複数のアイコン種類から選択可能 | ||
監視対象ラック | ラック | 登録されている監視対象ラック 複数のアイコン種類から選択可能 | |
監視対象外ノード | ノード | 監視対象ノード以外 構成図を分かりやすくするための抽象アイコン | |
サブネット | 監視対象ノード以外 構成図を分かりやすくするための抽象アイコン | ||
ホスト | 監視対象ノード以外 構成図を分かりやすくするための抽象アイコン | ||
クラウド | クラウド | WANを示すための抽象アイコン 複数のアイコン種類から選択可能 | |
監視対象リング | FDDIリング | 登録されている監視対象FDDIリング 複数のアイコン種類から選択可能 | |
監視対象ONA (GEE版のみ) | ONA | 登録されている監視対象ONA 複数のアイコン種類から選択可能 | |
リンク | リンク | ルータ・ノード・ホストをつなぐ直線 リンクが繋がっているアイコンを移動でリンクも一緒に移動 | |
エリア | エリア | ノードアイコンなどを括って表示するための四角形 | |
テキスト | テキスト | 説明・メモなどを貼り付けるラベル |
ポイント
マップ表示部に追加した監視対象ノード/監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)/監視対象ラックで、重要度がエラーの未確認アラームが存在する場合は、監視対象ノード/監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)/監視対象ラックアイコンが点滅して表示されます。アラーム確認を行うことにより、点滅を消すことができます。
マップ表示部でのマップアイコンの操作方法を以下に説明します。
マップ表示部で表示されたマップアイコンをドラック&ドロップで移動することができます。
リンクの直線は移動できません
マップ表示部のマップアイコンのプロパティを変更することができます。
監視対象ノード/監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)の場合
監視対象ノード/監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)のマップアイコンを右クリックし[プロパティ]を選択します。
各[プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
マップアイコンを選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
監視対象ラック/監視対象外ノード/クラウド/テキストの場合
マップアイコンを右クリックし[プロパティ]を選択します。
各[プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
ラベル名を変更します。(監視対象ラック以外)
マップアイコンを選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
マップ表示部からマップアイコンを削除することができます。
マップアイコンを右クリックし場合[削除]を選択します。
以下の[削除確認]ダイアログボックスが表示されます。
[更新]ボタンをクリックします。
マップアイコンを削除します。
[キャンセル]ボタンをクリックすると処理を中断します。
マップ表示部で変更したいエリアの四角形をクリックします。
マウス操作でサイズ変更を行います。
マップ表示部で監視対象ノード/ 監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)/監視対象ラックのマップアイコンをダブルクリックまたは、マップアイコンを右クリックし[ビュー表示]を選択すると、対応したアイコンのノードビュー(管理モード)、FDDIビュー(管理モード)、ONAビュー(管理モード)(GEE版のみ)または、ラックビュー(管理モード)を開くことができます。
ポイント
FDDIビューを開いた場合は、ネットワークビューに切り換わります。
ラックビューは最大8枚まで表示可能です。
マップ表示部からpingを実行することができます。
監視対象ノード/監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)のマップアイコンを右クリックし[ping]を選択します。
pingを実行し以下の[実行結果]ダイアログボックスが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
参考
ping実行結果を印刷する場合
[印刷]ボタンをクリックすると[印刷設定]ダイアログボックスが表示されます。
[印刷設定]ダイアログボックスの操作方法の詳細は、“[印刷設定] ダイアログボックスの操作方法”を参照してください。
監視対象ノード/監視対象リング/監視対象ONA(GEE版のみ)のマップアイコンを右クリックし[通信経路]を選択すると、各[通信経路]ダイアログボックスが表示されます。
[通信経路]ダイアログボックスの詳細は、“3.4.2.2 通信経路情報を表示する”を参照してください。
注意
クラスタ構成では引継ぎIPと各サーバの物理IPの両方をSNMPマネージャ定義で装置側に設定しておかないと種別が正しく表示されない場合があります。
監視対象ノード/監視対象リングのマップアイコンを右クリックし[Webアクセス]を選択すると、各[Webアクセス]ダイアログボックスが表示されます。
[Webアクセス]ダイアログボックスの詳細は、監視対象ノードの場合は“3.3.4.10 Webアクセスを設定する” 監視対象リングの場合は“3.4.5.3 Webアクセスを設定する” を参照してください。
監視対象ONA(GEE版のみ)のマップアイコンを右クリックし[Webアクセス]を選択すると、監視対象ONAの装置に対応するWebアクセス画面が表示されます。
監視対象ノード/監視対象リングのマップアイコンを右クリックし[Telnet]を選択すると、該当装置へのTelnetが実行されます。
注意
Telnet機能をサポートしていない装置に対してはTelnet通信できません。
装置がtelnet機能をサポートしているかは各装置のマニュアルを参照してください。
ブラウザにInternet Explorer7.0以降を使用している場合は、Telnet通信はできません。
監視対象ノード(ディレイ監視機能をもった装置の場合のみ)のマップアイコンを右クリックし[ディレイ情報]を選択すると、各[ディレイ情報-出力形式選択]ダイアログボックスが表示されます。
[ディレイ情報-出力形式選択]ダイアログボックスの詳細は“4.6.2.13 ディレイ情報を出力する(GEE版)”を参照してください。
監視対象ノード(ディレイ監視機能をもった装置の場合のみ)/監視対象ONAのマップアイコンを右クリックし[装置ログ]を選択すると、各[装置ログ収集確認]ダイアログボックスが表示されます。
[装置ログ出力確認]ダイアログボックスの詳細は“3.6.2.3 装置ログを収集する(管理モードメニュー)”を参照してください。
キャンバスのサイズの変更、背景イメージの変更、およびマップ表示部の表示状態の保存をすることができます。
操作方法を以下に説明します。
マップの保存は[保存]ボタンをクリックすることでマップ表示部が保存されます。
注意
保存を行わずに、以下の処理を行った場合、[保存確認]ダイアログボックスが表示されます。
ビュー切り替え
ノードマネージャのメニュー選択(注1)
保存する場合は[保存]ボタンをクリックします。
[キャンセル]ボタンをクリックすると、保存を行わず処理を終了します。
(注1):実行しようとしたメニューはキャンセルされます。
キャンパスサイズを変更する手順を説明します。
横幅/高さにサイズ(ピクセル単位)を入力します。
入力可能範囲は半角数字で横幅400~10000ピクセル、高さ300~10000ピクセルです。
[サイズ変更]ボタンをクリックします。
キャンパスが指定したサイズに変更されます。
キャンパスの背景イメージを変更する手順を説明します。
[背景変更]ボタンをクリックします。
[背景変更]ダイアログボックスが起動し、ファイルを選択できます。
[OK]ボタンをクリックします。
選択したイメージが背景に表示されます。
注意
名前リストヘ表示されるファイルは、あらかじめNetwork Assistインストールディレクトリの /image/ bkimages (以降、背景イメージディレクトリと表記します。)配下に格納しておく必要があります。
背景イメージディレクトリに置くファイル数は10ファイル以内にしてください。
イメージのサイズは1000(幅)×1000(高さ)ピクセル以内としてください。
対応するイメージファイル種別はGIF のみです。
ファイル名は半角英数字16文字以内としてください。
背景イメージディレクトリ
[NetworkAssistインストールディレクトリ]/image/bkimages配下
なお、クラスタシステムへ導入する場合は、共有ディレクトリをマウントしている側で1回だけ格納を行ってください。
イメージを追加/変更した場合は、NetworkAssistサービスを再起動する必要があります。
イメージが格納されていない場合、「イメージ未設定」となり、選択できません。
名前リストには背景イメージディレクトリに置かれたイメージファイル名の一覧が表示されます。
マップ表示部にマップアイコンを追加や、自由な書き込みを行うことができます。
各部品バーの操作方法を以下に説明します。
監視対象ノードが登録されていない場合は使用できません。
[監視対象ノード]ボタンをクリックします。
マップ表示部内でクリックします。
[監視対象ノードの選択]ダイアログボックスが表示されます。
監視対象ノードとアイコンを選択し、[選択]ボタンをクリックします。
マップ表示部に選択したマップアイコンが表示されます。
監視対象ラックが登録されていない場合は使用できません。
[監視対象ラック]ボタンをクリックします。
マップ表示部内でクリックします。
[監視対象ラックの選択]ダイアログボックスが表示されます。
監視対象ラックとアイコンを選択し、[選択]ボタンをクリックします。
マップ表示部に選択したマップアイコンが表示されます。
[監視対象外ノード]ボタンを押下します。
マップ表示部内でクリックします。
[監視対象外ノードの設定]ダイアログボックスが表示されます。
ラベル名を128文字以内で入力、アイコンを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
マップ表示部に選択したマップアイコンが表示されます。
監視対象FDDIリングが登録されていない場合は使用できません。
[監視対象リング]ボタンを押下します。
マップ表示部内でクリックします。
[監視対象リングの選択]ダイアログボックスが表示されます。
監視対象FDDIリングとアイコンを選択し、[選択]ボタンをクリックします。
マップ表示部に選択したマップアイコンが表示されます。
監視対象ONAが登録されていない場合は使用できません。
[監視対象ONA]ボタンをクリックします。
マップ表示部内でクリックします。
[監視対象ONAの選択]ダイアログボックスが表示されます。
監視対象ONAとアイコンを選択し、[選択]ボタンをクリックします。
マップ表示部に選択したマップアイコンが表示されます。
[クラウド]ボタンを押下します。
マップ表示部内でクリックします。
[クラウドの設定]ダイアログボックスが表示されます。
ラベル名を128文字以内で入力、アイコンを選択し、[選択]ボタンをクリックします。
マップ表示部に選択したマップアイコンが表示されます。
[リンク]ボタンを押下します。
マップ表示部内でリンク直線を描画したいアイコン間をドラック&ドロップします。
ドラッグ位置にあるアイコンとドロップ位置にあるアイコン間が、リンク可能の場合はアイコン間を線で接続します。リンク不可能の場合は、何も表示されず処理が終了します。
[エリア]ボタンを押下します。
マップ表示部内でクリックします。
エリアが追加されます。
[テキスト]ボタンを押下します。
マップ表示部内のテキストを表示したい位置でクリックします。
[テキストの設定]ダイアログボックスが表示されます。
テキストを20文字以内で入力し、[OK]ボタンをクリックします。
マップ表示部にテキストが表示されます。
アラームは、マップ表示部に表示されているノード/FDDIリング/ONA(GEE版のみ)/ラックに追加された稼働監視ノードのアラームのみを表示します。
アラーム表示件数は、最新のアラームから最大2000件を表示します。
ポイント
アラーム表示部の表示内容の詳細は“アラーム表示について”を参照してください。