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Systemwalker Network Assist V13.2 操作手引書
FUJITSU Software

3.3.4 [設定]メニュー操作(管理モードメニュー)

[設定]メニューでできることや操作方法について説明します。

ポイント

[設定]メニューは管理モードのときに表示します。

3.3.4.1 ポーリング設定をする

ポーリング設定には状態ポーリング設定、統計ポーリング設定があります。

状態ポーリング設定手順

以下に状態ポーリング設定手順について説明します。

  1. [設定]メニューの[ポーリング]を選択します。

    [ポーリング設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. ポーリングのON/OFF/トラップポーリングのいずれかのオプションボタンを選択します。

    • ON

      状態ポーリングを定期的に行います。

    • OFF

      状態ポーリングを行いません。

    • トラップポーリング

      トラップ受信設定されているトラップを受信したときにポーリングを行います。

      TRAP受信設定については“3.3.4.3.1 トラップ受信を設定する”を参照してください。

  3. ポーリング間隔を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。設定可能範囲は1(分)~1440(分)です。

  4. ポーリング開始/終了時刻を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。

    00:00~00:00を設定した場合は24時間連続で状態ポーリングを行います。

    設定可能時間は00:00~23:59です。

  5. [OK]ボタンをクリックします。

統計ポーリング設定手順

統計ポーリングの設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[ポーリング]を選択します。

    [ポーリング設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [統計ポーリング]タブを選択します

    統計ポーリング設定に切り替わります。

  3. ポーリングのON/OFFいずれかのオプションボタンを選択します。

    • ON

      統計ポーリングを行います。

    • OFF

      統計ポーリングを行いません。

  4. ポーリング間隔を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。設定可能範囲は1(分)~1440(分)です。

  5. ポーリング開始/終了時刻を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。

    00:00~00:00を設定した場合は24時間連続で統計ポーリングを行います。

    設定可能時間は00:00~23:59です。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

3.3.4.2 システム情報を設定する

システム情報設定ではノードが持つシステム情報を設定することができます。

注意

このメニューは使用できない機種があります。

システム情報設定手順について説明します。

  1. [設定]メニューの[システム情報]を選択します。

    [システム情報設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. システム名を設定します。

    システム名は装置が保持している識別名です。省略可能です。

    設定可能最大文字数は半角128文字(英数字)です。

  3. 連絡先を設定します。

    連絡先は装置異常が発生した場合の連絡先などを設定します。省略可能です。

    設定可能最大文字数は半角128文字(英数字)です。

  4. 設置場所を設定します。

    設置場所はノードを設置している場所等を設定します。省略可能です。

    設定可能最大文字数は半角128文字(英数字)です。

  5. SETコミュニティ名を入力します。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

  6. [OK]ボタンをクリックします。


3.3.4.3 受信設定をする

3.3.4.3.1 トラップ受信を設定する

トラップ受信設定は監視対象ノードから通知される様々なトラップのパターンを設定することによって、特定のトラップについて分かりやすいメッセージに変更して通知したり、トラップを受信したことをメールで通知することができます。

また、トラップを通知する方法として、指定した監視サーバ上のコマンドを実行したり、受信した特定のトラップを、そのままの形で、別のSNMPマネージャに転送することもできます。

トラップの追加

トラップの追加は新たなトラップパターンを追加する機能です。

以下にトラップ追加手順を説明します。

  1. [設定]メニューの[受信設定]-[トラップ]を選択します。

    [トラップ受信設定]ダイアログボックスが表示されます。

    既に設定したトラップパターンは[トラップ設定]リストに表示されます。

  2. トラップタイプを設定します。

    [トラップタイプ]リストボックスからトラップタイプを選択します。

  3. トラップ別名を設定します。

    設定可能最大文字数は半角32文字(全角16文字)です。

  4. SpecificCodeを設定します。

    ポイント

    トラップタイプがEnterpriseSpecificの場合のみ有効です。トラップタイプがEnterpriseSpecific以外の場合は、必ず0を設定してください。

  5. オブジェクトIDを設定します。

    設定可能最大文字数は半角128文字です。

  6. VarBindOIDを設定します。

    設定可能最大文字数は半角128文字です。

  7. VarBindデータを設定します。

    設定可能最大文字数は半角128文字です。

  8. トラップ操作の設定をします。

    トラップ操作をする場合は[トラップ操作]チェックボックスをチェックしてください。

  9. トラップ転送先を設定します。

    トラップを転送する装置のIPアドレスを設定します。IPアドレスはドットも記入してください。ドメイン名の設定も可能です。

    注意

    トラップ転送先には、SNMPv1のコミュニティ名がpublicのTrapで通知されます。

  10. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。

    [トラップ操作]チェックボックスがチェックされている場合に有効です。

    設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  11. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、トラップの受信をメールで通知します。トラップ操作チェックボックスにチェックした場合に有効です。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  12. [追加]ボタンをクリックします。

    設定したトラップパターンが[トラップ設定]リストに追加されます。

  13. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

トラップの変更

トラップの変更は既に設定したトラップパターンを変更する機能です。

以下にトラップパターンの変更手順を示します。

  1. [設定]メニューの[受信設定]-[トラップ]を選択します。

    [トラップ受信設定]ダイアログボックスが表示されます。

    既に設定されているトラップパターンは[トラップ設定]リストに表示されます。

  2. [トラップ設定]リストから変更するトラップパターンを選択します。

    変更するトラップパターン上でクリックするとトラップパターンが反転します。

  3. 変更するトラップデータを変更します。

    トラップ操作内容も変更することができます。

  4. [変更]ボタンをクリックします。

    変更内容が[トラップ設定]リストに反映されます。

  5. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

トラップの削除

トラップの削除は既に設定されているトラップパターンを削除する機能です。以下にトラップパターンの削除手順を示します。

  1. [設定]メニューの[受信設定]-[トラップ]を選択します。

    [トラップ受信設定]ダイアログボックスが表示されます。

    既に設定されているトラップパターンは[トラップ設定]リストに表示されます。

  2. [トラップ設定]リストから削除するトラップを選択します。

    削除するトラップパターン上でクリックするとトラップパターンが反転します。

  3. [削除]ボタンをクリックします。

    [トラップ設定]リストから選択したトラップパターンが削除されます。

  4. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.3.2 Syslog受信を設定する

Syslog受信設定は監視対象ノードから通知される様々なSyslogのパターンを設定することによって、特定のSyslogについて分かりやすいメッセージに変更して通知したり、Syslogを受信したことをメールで通知することができます。

また、Syslogを通知する方法として、指定した監視サーバ上のコマンドを実行することもできます。

Syslogの追加

Syslogの追加は新たなSyslogパターンを追加する機能です。

以下にSyslog追加手順を説明します。

  1. [設定]メニューの[受信設定]-[Syslog]を選択します。

    [Syslog受信設定]ダイアログボックスが表示されます。

    既に設定したSyslogパターンは[Syslog設定]リストに表示されます。

  2. Facilityを設定します。

    設定を行うSyslogの[Facility]リストボックスからFacility(種類)を選択します。

    ポイント

    Facilityおよび、Severityに関しては、RFC 3164を元に設計されています。詳細は、RFC3164を参照してください。

    オペレーティング・システムで管理されるデーモンやプロセスのいくつかには、Facility値が割り当てられており、Syslogのデータには、Syslog送信元のプロセスのFacility値が含まれます。

    Facility

    Facility値

    種類

    *

    0-23

    すべての種類

    Kernel

    0

    カーネル

    User

    1

    ユーザレベル

    Mail

    2

    電子メール

    Daemon

    3

    システムデーモン

    Auth

    4

    セキュリティー/認証

    Syslog

    5

    Syslogd内部生成

    Lpr

    6

    ラインプリンター

    News

    7

    ネットワークニュース

    UUCP

    8

    UUCPサブシステム

    Cron

    9

    クロックデーモン

    System0

    10

    System依存

    System1

    11

    System依存

    System2

    12

    System依存

    System3

    13

    System依存

    System4

    14

    System依存

    System5

    15

    System依存

    local0

    16

    ユーザ定義

    local1

    17

    ユーザ定義

    local2

    18

    ユーザ定義

    local3

    19

    ユーザ定義

    local4

    20

    ユーザ定義

    local5

    21

    ユーザ定義

    local6

    22

    ユーザ定義

    local7

    23

    ユーザ定義

  3. Severityを設定します。

    設定を行うSyslogの[Severity]リストボックスからSeverity(レベル)を選択します。

    ポイント

    Facilityおよび、Severityに関しては、RFC 3164を元に設計されています。詳細は、RFC3164を参照してください。

    Severityはメッセージの重大度を示します。

    Severity

    Severity値

    重大度

    *

    0-7

    すべての重大度

    Emergency

    0

    致命的

    Alert

    1

    警戒

    Critical

    2

    危機的

    Error

    3

    エラー

    Warning

    4

    警告

    Notice

    5

    通知

    Info

    6

    情報提供

    Debug

    7

    デバッグ

  4. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。

    設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  5. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、Syslogの受信をメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  6. [追加]ボタンをクリックします。

    設定したSyslogパターンが[Syslog設定]リストに追加されます。

  7. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

Syslogの変更

Syslogの変更は既に設定したSyslogパターンを変更する機能です。

以下にSyslogパターンの変更手順を示します。

  1. [設定]メニューの[受信設定]-[Syslog]を選択します。

    [Syslog受信設定]ダイアログボックスが表示されます。

    既に設定されているSyslogパターンは[Syslog設定]リストに表示されます。

  2. [Syslog設定]リストから変更するSyslogパターンを選択します。

    変更するSyslogパターン上でクリックするとSyslogパターンが反転します。

  3. 変更するSyslogデータを変更します。

    コマンド、メール通知/非通知も変更することができます。

  4. [変更]ボタンをクリックします。

    変更内容が[Syslog設定]リストに反映されます。

  5. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

Syslogの削除

Syslogの削除は既に設定されているSyslogパターンを削除する機能です。以下にSyslogパターンの削除手順を示します。

  1. [設定]メニューの[受信設定]-[Syslog]を選択します。

    [Syslog受信設定]ダイアログボックスが表示されます。

    既に設定されているSyslogパターンは[Syslog設定]リストに表示されます。

  2. [Syslog設定]リストから削除するSyslogを選択します。

    削除するSyslogパターン上でクリックするとSyslogパターンが反転します。

  3. [削除]ボタンをクリックします。

    [Syslog設定]リストから選択したSyslogパターンが削除されます。

  4. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.4 接続/切断監視設定をする

接続/切断監視設定はインタフェースの接続/切断監視の設定や接続/切断時に実行するコマンドの設定やメール通知の設定をします。

注意

スタックハブで監視設定を行う場合には、設定を行うスタックハブの装置画面に切り替えてからコマンドを実行してください。

3.3.4.4.1 接続監視の設定

接続監視設定手順について説明します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[接続/切断]を選択します。

    [接続/切断監視]ダイアログボックスが表示されます。

    [インタフェース(ポート)選択]リストの表示内容について説明します。

    • 数字

      インタフェース(ポート)番号を表します。

    • ----

      接続または切断監視設定をしていないことを表します。

    • 接続

      接続監視設定中であることを表します。

    • 切断

      切断監視設定中であることを表します。

  2. 接続監視するインタフェースを[インタフェース(ポート)選択]リスト上で選択します。

  3. [接続監視]ボタンをクリックします。

    [インタフェース(ポート)選択]リストに接続監視設定したことが反映されます。

    続けても設定する場合は2~3を繰り返してください。

    コマンドの設定やメール通知の設定をする場合は次の手順を実行してください。

    設定を終了する場合は8に進んでください。

  4. [プロパティ]ボタンをクリックします。

    [接続/切断設定のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  5. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  6. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、インタフェース(ポート)の接続が発生したことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  7. [接続/切断設定のプロパティ]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックし、接続プロパティの設定を終了します。

  8. [接続/切断監視]ダイアログボックスの[終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.4.2 切断監視の設定

接続監視設定手順について説明します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[接続/切断]を選択します。

    [接続/切断監視]ダイアログボックスが表示されます。

    [インタフェース(ポート)選択]リストの表示内容について説明します。

    • 数字

      インタフェース番号を表します。

    • ----

      接続または切断監視設定がされていないことを表します。

    • 接続

      接続監視設定中であることを表します。

    • 切断

      切断監視設定であることを表します。

  2. 切断監視するインタフェースを[インタフェース(ポート)選択]リスト上で選択します。

  3. [切断監視]ボタンをクリックします。

    [インタフェース(ポート)選択]リストに切断監視設定したことが反映されます。

    続けて設定する場合は2~3を繰り返してください。

    コマンドの設定やメール通知の設定をする場合は次の手順を実行してください。

    設定を終了する場合は9に進んでください。

  4. [プロパティ]ボタンをクリックします。

    [接続/切断設定のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [切断]タブを選択します。

  6. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  7. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、インタフェースの切断が発生したことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  8. [接続/切断設定のプロパティ]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックし、切断設定プロパティの設定を終了します。

  9. [接続/切断監視]ダイアログボックスの[終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.4.3 接続/切断監視設定の解除

以下に接続/切断監視設定解除手順について説明します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[接続/切断]を選択します。

    [接続/切断監視]ダイアログボックスが表示されます。

    [インタフェース(ポート)選択]リストの表示内容について説明します。

    • 数字

      インタフェース番号を表します。

    • ----

      接続または切断監視設定がされていないことを表します。

    • 接続

      接続監視設定がされていることを表します。

    • 切断

      切断監視設定がされていることを表します。

  2. 接続/切断監視設定を解除するインタフェースを[インタフェース(ポート)選択]リストから選択します。

  3. 接続監視を解除する場合は[接続監視]ボタンをクリックします。

  4. 切断監視を解除する場合は[切断監視]ボタンをクリックします。

  5. すべての接続/切断監視を解除する場合は[全設定解除]ボタンをクリックします。

  6. [終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.5 性能監視を設定する

性能監視設定は性能監視、統計監視、課金監視、負荷分散、状態監視のしきい値の設定やしきい値を超えたときに実行するコマンド、メール通知の設定をすることができます。

3.3.4.5.1 性能監視の設定

性能監視の設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[性能]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. LAN回線使用率、エラー発生率と1パケット(フレーム)の平均サイズを設定します。

    • LAN回線使用率

      設定可能範囲は0(%)~100(%)です。

    • エラー発生率

      設定可能範囲は0(%)~100(%)です。

    • 1パケット(フレーム)の平均サイズ

      設定可能範囲は64~16384です。

    ポイント

    LAN回線使用率とエラー発生率の計算式

    LAN回線使用率の計算式は以下のとおりです。

    時間あたりの送受信パケット(フレーム)数 × 1パケット平均サイズ ÷ 回線速度

    エラー発生率の計算式は以下のとおりです。

    送受信エラー数 ÷ 送受信パケット(フレーム)数
  3. 通知方法のコマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  4. 通知方法のメール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、性能監視のしきい値を超えたことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  5. [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.5.2 統計監視の設定

統計監視は監視対象ノードの統計情報にしきい値を設定します。

統計監視の設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[性能]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [統計監視]タブを選択します。

  3. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  4. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、統計MIB値がしきい値超えしたことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  5. 統計監視をするMIBのオプションボタンを選択します。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。

    [統計監視しきい値設定]ダイアログボックスが表示されます。

  7. しきい値の設定をします。

    1. MIB採取の有無を選択します。

      • MIBを採取します。

      • MIBを採取しません。

    2. しきい値のチェック方式を選択します。

      • 差分

        今回採取MIB値と前回採取MIB値の差分としきい値を比較します。

      • 累積

        採取したMIB値としきい値を比較します。

    3. しきい値を設定します。

      しきい値チェックをしない場合は0 を設定してください。設定可能範囲は0 ~ 999999999999999999 です。

  8. [統計監視しきい値設定]ダイアログボックスの[設定]ボタンをクリックし、しきい値設定を終了します。

    複数のMIBに対してしきい値設定をする場合は手順5~8を繰り返してください。

  9. [統計監視設定]ダイアログボックスの[終了]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.5.3 課金監視の設定

課金監視は通信が課金の対象になる監視対象ノード(ISDN回線を使用して通信をしている装置)の課金料金の上限を設定や上限を超えたときに実行するコマンド、メール通知の設定をすることができます。

課金監視の設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[性能]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [課金監視]タブを選択します。

  3. 課金の上限値を設定します。

    課金監視をしない場合は0を設定してください。設定可能範囲は0~99999999です。

  4. コマンドの設定をします。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  5. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、設定した課金を超えたことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  6. [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.5.4 負荷分散監視の設定

負荷分散監視の設定は負荷分散回線の接続/切断、バックアップ回線の接続/切断を検出できる機種について、これらの事象を検出したときに実行するコマンド、メール通知の設定をすることができます。

以下に負荷分散の設定手順を示します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[性能]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [負荷分散]タブを選択します。

  3. [負荷分散回線の接続/切断]チェックボックスをチェックします。

    チェックをはずすと負荷分散回線の接続/切断監視を行いません。

  4. [バックアップ回線の接続/切断]チェックボックスをチェックします。

    チェックをはずすとバックアップ回線の接続/切断監視を行いません。

  5. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  6. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、負荷分散回線の接続/切断、バックアップ回線の接続/切断が発生したことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  7. [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.5.5 状態監視の設定

状態監視は選択した障害が発生/復旧したときに実行するコマンド、メール通知の設定をすることができます。

ポイント

この機能は監視対象ノードがSR5400,SR8800の場合に使用できます。

以下に状態監視の設定手順を示します。

  1. [設定]メニューの[監視]-[性能]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [状態監視]タブを選択します。

  3. 監視する現象のチェックボックスをチェックします。

    ポイント

    監視対象ノードが持つ情報によって監視できる現象が異なります。

    • システムエラー発生

      チェックをはずすとシステムエラー発生の監視を行いません。

    • ラインセットエラー発生

      チェックをはずすとラインセットエラー発生の監視を行いません。

    • 二重化電源エラー発生

      チェックをはずすと二重化電源エラー発生の監視を行いません。

    • 二重化電源エラー復旧

      チェックをはずすと二重化電源エラー復旧の監視を行いません。

    • 二重化システム切り替え発生

      チェックをはずすと二重化システム切り替え発生の監視を行いません。

    • マルチリンクイーサネット縮退発生

      チェックをはずすとマルチリンクイーサネット縮退発生の監視を行いません。

    • マルチリンクイーサネット縮退復旧

      チェックをはずすとマルチリンクイーサネット縮退復旧の監視を行いません。

    • RIP削除テーブルフル発生

      チェックをはずすとRIP削除テーブルフル発生の監視を行いません。

    • RIP削除テーブルフル復旧

      チェックをはずすとRIP削除テーブルフル復旧の監視を行いません。

  4. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  5. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合、選択した事象が発生したことをメールで通知します。

    メールの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  6. [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.3.4.6 ポートを接続/切断する

ポートの接続/切断は指定したポートの論理的な接続/切断を行います。

3.3.4.6.1 ポートの接続

以下にポートの接続手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ポート接続/切断]を選択します。

    [ポート接続/切断]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [ポート選択]リストから接続するポートを選択します。

  3. [接続]ボタンをクリックします。

    [コミュニティ名入力]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [コミュニティ名入力]ダイアログボックスにSETコミュニティ名を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

    SETコミュニティ名が正しい場合にポートが接続されます。接続処理中は[接続中]ダイアログボックスが表示されます。

    [ポート接続/切断]ダイアログボックスに結果が反映されます。

  5. [終了]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

3.3.4.6.2 ポートの切断

以下にポートの切断手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ポート接続/切断]を選択します。

    [ポート接続/切断]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [ポート選択]リストから切断するポートを選択します。

  3. [切断]ボタンをクリックします。

    [コミュニティ名入力]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [コミュニティ名入力]ダイアログボックスにSETコミュニティ名を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

    SETコミュニティ名が正しい場合にポートが切断されます。

    [ポート接続/切断]ダイアログボックスに結果が反映されます。

  5. [終了]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

3.3.4.7 ISDN回線の接続/切断をする

ISDN回線の接続/切断は監視対象ノードのISDN回線の接続/切断を行います。

注意

このメニューは使用できない機種があります。

3.3.4.7.1 ISDN回線の接続

以下にISDN回線の接続手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ISDN回線接続/切断]を選択します。

    [ISDN回線接続/切断]ダイアログボックスが表示されます。

  2. ISDN番号を入力します。

    入力可能最大文字数は半角2文字です。

    ISDN番号は“3.3.2.7 ISDN接続相手情報を表示する”を参照してください。

  3. 相手アドレスを入力します。

    入力可能最大文字数は半角19文字です。

    相手アドレスは“3.3.2.7 ISDN接続相手情報を表示する”を参照してください。

  4. サブアドレスを入力します。

    入力可能最大文字数は半角20文字です。

  5. SETコミュニティ名を入力します。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

  6. 接続形態を選択します。

  7. [接続]ボタンをクリックします。

3.3.4.7.2 ISDN回線の切断

以下にISDN回線の切断手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ISDN回線接続/切断]を選択します。

    [ISDN回線接続/切断]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [回線切断]タブをクリックします。

  3. ISDN番号を入力します。

    入力可能最大文字数は半角2文字です。

    ISDN番号は“3.3.2.7 ISDN接続相手情報を表示する”を参照してください。

  4. SETコミュニティ名を入力します。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

  5. 切断タイプを選択します。

  6. [切断]ボタンをクリックします。

3.3.4.8 システムリセットをする

システムリセットは監視対象ノードに対しシステムリセットを発行します。

注意

このメニューは使用できない機種があります。

3.3.4.8.1 ルータのシステムリセット手順

以下にルータのシステムリセット手順を示します。

  1. [設定]メニューの[システムリセット]を選択します。

    [システムリセット]ダイアログボックスが表示されます。

  2. SETコミュニティ名を入力します。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    SETコミュニティ名が正しい場合に監視対象ノードにシステムリセットが発行されます。

3.3.4.8.2 ハブのシステムリセット手順

以下にハブのシステムリセット手順を示します。

  1. [設定]メニューの[システムリセット]を選択します。

    [システムリセット]ダイアログボックスが表示されます。

  2. リセットタイプを選択します。

    • システムリセット

      監視対象ノードにシステムリセットを発行します。

    • セルフテスト

      監視対象ノードに初期診断プログラム実行の指示を発行します。

  3. SETコミュニティ名を入力します。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    SETコミュニティ名が正しい場合に監視対象ノードにシステムリセットが発行されます。

3.3.4.8.3 スイッチングハブのシステムリセット手順

以下にスイッチングハブのシステムリセット手順を示します。

  1. [設定]メニューの[システムリセット]を選択します。

    [システムリセット]ダイアログボックスが表示されます。

  2. リセットタイプを選択します。

    • Cold Start

      監視対象ノードにハードリセットを発行します。

    • Warm Start

      監視対象ノードにソフトリセットを発行します。

  3. SETコミュニティ名を入力します。

    SETコミュニティ名は装置が保持しているSNMP通信のためのパスワードです。

    入力可能最大文字数は半角64文字です。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    SETコミュニティ名が正しい場合に監視対象ノードにシステムリセットが発行されます。

3.3.4.9 ノードの資産管理設定をする

ノード資産管理設定は監視対象ノードに対する資産管理の設定を行います。

ノード資産管理設定手順を説明します。

  1. [設定]メニューの[ノード]-[資産管理]を選択します。

    [資産管理]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 管理番号を設定します。

    監視対象ノードの管理番号などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)1999801164-P

  3. シール番号を設定します。

    監視対象ノードに貼ってあるシール番号などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)V4022

  4. 財産番号を設定します。

    監視対象ノードの資産管理番号などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)199801164

  5. 確認日を設定します。

    監視対象ノードの棚卸確認日などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)2007/7/7

  6. 備考を設定します。

    監視対象ノードのメモなどを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角512文字(全角256文字)です。省略可能です。

    改行は半角2文字(全角1文字)分となります。

    例)次回の棚卸は2008/3末を予定

  7. [OK]ボタンをクリックして、設定を終了します。

3.3.4.10 Webアクセスを設定する

Webアクセス設定は監視対象ノードのWeb設定画面へのURLを設定します。

注意

Webアクセス機能をサポートしていない装置に対してはWebアクセスできません。

装置がWebアクセス機能をサポートしているかは各装置のマニュアルを参照してください。

以下にWebアクセス設定手順を説明します。

  1. [設定]メニューの[ノード]-[Webアクセス]を選択します。

    [Webアクセス]ダイアログボックスが表示されます。

  2. URLを入力します。

    入力可能最大文字数は半角256文字です。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    [Webアクセス]ダイアログボックスが閉じ、監視対象ノードのWeb設定画面が表示されます。

    Web設定画面の操作方法は各装置のマニュアルを参照してください。

3.3.4.11 監視対象ノードへTelnet接続をする

[設定]メニューの[ノード]-[Telnet]を選択すると監視対象ノードへのTelnet通信を実行します。

注意

Telnet機能をサポートしていない装置に対してはTelnet通信できません。

装置がtelnet機能をサポートしているかは各装置のマニュアルを参照してください。

ブラウザにInternet Explorer7.0以降を使用している場合は、Telnet通信はできません。