ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Network Assist V13.2 操作手引書
FUJITSU Software

3.3.3 [状態表示]メニューの操作

[状態表示]メニューでできることや操作方法について説明します。

3.3.3.1 装置イメージを表示する

[状態表示]メニューの[装置情報]-[装置イメージ]を選択すると、装置イメージ/インタフェース情報表示部に装置イメージが表示されます。インタフェース情報表示時に装置イメージを表示するときに使用します。

表示された装置イメージの、イメージ上の各場所について説明します。

装置

場所

説明

備考

ルータ

ラインセット上

ダブルクリックすることで、[インタフェース情報]ダイアログボックスを表示します。詳細は、“3.3.3.2 インタフェース情報を表示する”を参照してください。

*1

スイッチングルータ

センタルータ

ラインセットの左にあるLED

ラインセットの死活状態

GS/PRIMEFORCEネットワークアダプター(ONA以外)

ワイヤレスLANステーション

ノードビュー上に表示される型名

ダブルクリックすることで、[クライアントアクセス履歴]ダイアログボックスを表示します。詳細は、“3.3.3.1.1 クライアントアクセス履歴を表示する”を参照してください。

*2

ワイヤレスブロードバンドルータ


注意

  • *1:ルータ、バックボーンスイッチおよびGS/PRIMEFORCEネットワークアダプターにおいて、ラインセット上の以下の部分をダブルクリックしても、ラインセット単位のインタフェース情報が表示されない場合があります。

    • LED表示部分

    • 通信用コネクタ表示部分

    表示されない場合には、該当ラインセット上の上記以外の箇所を再度ダブルクリックしてください。

  • *2: 対象機器についての詳細は“E.1.8 クライアントアクセス履歴画面について”を参照してください。

3.3.3.1.1 クライアントアクセス履歴を表示する

ワイヤレスLANステーションまたはワイヤレスブロードバンドルータのノードビュー上に表示される装置イメージ上の型名をダブルクリックすると、 [クライアントアクセス履歴]ダイアログボックスが表示されます。

対象機器についての詳細は、“E.1.8 クライアントアクセス履歴画面について”を参照してください。

表示内容は以下のとおりです。

3.3.3.2 インタフェース情報を表示する

[状態表示]メニューの[装置情報]-[インタフェース情報]を選択すると装置イメージ/インタフェース情報表示部にノードが持つインタフェース情報が表示されます。

また、ルータ、スイッチングルータのイメージ表示時にラインセット上でダブルクリックすると[インタフェース情報]ダイアログボックスが表示されます。

表示内容は以下のとおりです。

ポイント

インタフェース情報の表示でコメントの[表示]ボタンをクリックすると、[コメント入力]ダイアログボックスが表示され、各インタフェースにコメントをつけることおよび、入力したコメントを確認することができます。

入力設定可能最大文字数は半角64文字(全角32文字)です。

3.3.3.2.1 負荷分散情報を表示する

監視対象ノードの機種がバックボーンスイッチ/スイッチングルータの場合、“3.3.3.2 インタフェース情報を表示する”のインタフェース名称をクリックすると、[負荷分散情報表示]ダイアログボックスが表示されます。

表示内容は以下のとおりです。

3.3.3.3 ルーティング情報を表示する

[状態表示]メニューの[ルーティング情報]を選択すると、[ルーティング情報]ダイアログボックスが表示されます。

[ルーティング情報]ダイアログボックスは監視対象ノードが保持しているルーティング情報(相手ネットワークアドレス、ゲートウェイアドレス、使用インタフェース番号など)を表示します。また、[検索条件]入力フィールドに入力した条件でルーティング情報を検索できます。

[ルーティング情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。

[更新]ボタンをクリックすると最新情報を採取し、ルーティング情報表示フィールドの情報が更新されます。

ルーティング情報を検索する

以下にルーティング情報の検索手順について説明します。

  1. [検索条件]入力フィールドに検索条件を入力します。

    入力可能最大文字数は半角15文字(数字)です。

  2. [検索]ボタンをクリックします。

    入力された文字列と一致する文字列を含む情報が上に移動し、反転表示されます。

3.3.3.4 ホットスタンバイ情報を表示する

[状態表示]メニューの[ホットスタンバイ情報]を選択すると、[ホットスタンバイグループ]ダイアログボックスが表示されます。

[ホットスタンバイグループ]ダイアログボックスは、登録ノードが持つホットスタンバイグループ情報を表示します。

表示する各項目について説明します。

3.3.3.5 VLAN情報を表示する

ポイント

このメニューは監視対象ノードがSR5400の場合に使用できます。

注意

監視対象ノードがVLAN機能に対応していて、機能が有効になっていないと、情報は表示されません。

[状態表示]メニューの[VLAN]-[VLAN情報]を選択すると[VLAN情報]ダイアログボックスが表示されます。

[VLAN情報]ダイアログボックスは監視対象ノードが保持しているVLAN情報を表示します。

[VLAN情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。

[更新]ボタンをクリックすると最新情報を採取し、VLAN情報表示フィールドの情報を更新します。

VLAN情報を検索する

以下にVLAN情報の検索手順について説明します。

  1. [検索条件]入力フィールドに検索条件を入力します。

    最大入力文字数は半角64文字です。

  2. [検索]ボタンをクリックします。

    入力された文字列と一致する文字列を含む情報が上に移動し、反転表示されます。

3.3.3.6 VLAN学習情報を表示する

[状態表示]メニューの[VLAN]-[VLAN学習]を選択すると[VLAN学習情報]ダイアログボックスが表示されます。

[VLAN学習情報]ダイアログボックスは監視対象ノードが保持しているVLAN学習情報を表示します。

ポイント

このメニューは監視対象ノードがSR5400/SR8800/Si-R3400の場合に使用できます。

注意

監視対象ノードがVLAN機能に対応していて、機能が有効になっていないと情報は表示されません。

[VLAN学習情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。

[更新]ボタンをクリックすると最新情報を採取し、VLAN学習情報表示フィールドの情報が更新されます。

VLAN学習情報を検索する

以下にVLAN学習情報の検索手順について説明します。

  1. [検索条件]入力フィールドに検索条件を入力します。

    最大入力文字数は半角64文字です。

  2. [検索]ボタンをクリックします。

    入力された文字列と一致する文字列を含む情報が上に移動し、反転表示されます。

3.3.3.7 ISDN-C呼確立情報を表示する

ポイント

このメニューは監視対象ノードが富士通製ルータでISDNインタフェースを持つ場合に使用できます。

[状態表示]メニューの[ISND-C呼確立情報]を選択すると、[ISDN-C呼確立情報]ダイアログボックスが表示されます。

[ISDN-C呼確立情報]ダイアログボックスは監視対象ノードが保持しているISDN-C呼確立情報を表示します。

[ISDN-C呼確立情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。

[更新]ボタンをクリックすると最新情報を採取し、ISDN-C呼確立情報フィールドの情報が更新されます。

3.3.3.8 HUBエラー情報を表示する

ポイント

このメニューは監視対象ノードがハブのときに表示します。

[状態表示]メニューの[HUBエラー情報]を選択すると[HUBエラー情報]ダイアログボックスが表示されます。

[HUBエラー情報]ダイアログボックスは指定したポート番号に対するポートエラー情報を表示します。

[HUBエラー情報]ダイアログボックス表示項目について説明します。

監視対象ノードがスイッチングハブの場合、以下のダイアログボックスが表示されます。

[HUBエラー情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。

3.3.3.9 アラームの表示条件を指定する

アラーム/統計情報表示部に表示しているアラームの表示内容を指定します。

アラームの表示条件指定の手順を説明します。

  1. [状態表示]メニューの[アラーム]-[アラーム表示条件指定]を選択します。

    [アラーム表示条件指定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 表示のフィルタリングの設定をします。

    1. 表示するアラーム種類を選択します。

      • 未確認アラーム

        未確認のアラームのみ表示します。

      • すべて

        すべてのアラームを表示します。

    2. 表示するアラームの重要度を選択します。

      複数選択可能です。

      • エラー(E)

        重要度がエラーのアラームを表示します。

      • 警告(W)

        重要度が警告のアラームを表示します。

      • 情報(I)

        重要度が情報のアラームを表示します。

    3. 表示するアラーム種別を選択します。

      複数選択可能です。

      • 一般アラーム

        アラーム種別が一般のアラームを表示します。

      • しきい値

        アラーム種別がしきい値超過のアラームを表示します。

      • トラップ

        アラーム種別がSNMPトラップのアラームを表示します。

      • Syslog

        アラーム種別がSyslogのアラームを表示します。

      • その他

        アラーム種別がその他のアラームを表示します。

    4. アラーム番号を指定します。

      表示するアラーム番号を指定します。

      すべてのアラームを表示する場合は何も入力しないでください。

      アラーム番号の詳細は“付録B アラーム番号一覧表”を参照してください。

  3. 出力項目を設定します。

    • 標準

      すべての項目を表示します。

    • カスタム

      表示する項目を選択することができます。

  4. 表示開始時刻を設定します。

    設定可能範囲は2002/01/01 00:00~2037/12/31 23:59です。

  5. [適用]ボタンをクリックします。

    アラーム/統計情報表示部に指定した条件でアラームが表示されます。

3.3.3.10 アラームを全確認する

ノードビューに表示されている未確認のアラームをすべて確認済にする手順を説明します。

3.3.3.11 統計グラフを表示する

[状態表示]メニューの[統計情報]-[統計グラフ表示]を選択すると、アラーム/統計情報表示部に統計グラフを表示します。

統計グラフ表示は監視対象ノードの通信量をグラフ表示します。統計グラフは1画面に10個のインタフェースの情報を表示します。11個以上のインタフェースを持つ監視対象ノードの統計グラフを表示した場合は、[表示範囲選択]リストボックスが表示されますので、表示する範囲を選択してください。また、監視対象ノードの機種がハブ、スイッチングハブの場合、グラフ上のポート番号をクリックするとポートの通信状況が表示されます。

ポイント

グラフ表示時のボタン機能

  • ルータの統計グラフ表示時

    • [プロトコル別表示]ボタンをクリックするとグラフ表示がプロトコル別表示に切り替わります。

    • [インタフェース別表示]ボタンをクリックするとグラフ表示がインタフェース別表示に切り替わります。

  • ハブ、スイッチングハブの統計グラフ表示時

    • [フレーム数表示]ボタンをクリックするとグラフ表示がフレーム数表示に切り替わります。

    • [オクテット数表示]ボタンをクリックするとグラフ表示がオクテット数表示に切り替わります。

3.3.3.12 統計情報の表示条件を指定する

統計表示条件指定は、監視対象ノードで採取している統計MIBを、表示条件を指定して表示する機能です。

指定した表示開始時刻から表示間隔で、最初に見つかったデータから現在の時刻までのデータを表示します。指定した表示間隔内の複数データは最新データが表示されます。

また、データを採取していない時刻では“---”が表示されます。

統計表示条件指定の手順を以下に示します。

  1. [状態表示]メニューの[統計情報]-[統計表示条件指定]を選択します。

    [統計表示条件指定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 表示MIBを[表示MIB]リストボックスから選択します。

    ポイント

    統計MIBを採取していないときは(No-MibData)が表示されます。

  3. 表示開始時刻を設定します。

    設定可能範囲は2002/01/01 00:00~2037/12/31 23:59です。

  4. 表示間隔を設定します。

    設定可能範囲は1(分)~1440(分)です。

  5. 表示形式を選択します。

    • 累積

      採取したMIB値を表示します。

    • 差分

      採取MIB値と前回採取したMIB値の差分を表示します。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

  7. [統計MIB情報表示]ダイアログボックスが表示されます。

    表示項目について説明します。

    • ノードラベル

      監視対象ノードのノードラベルを表示します。

    • 表示形式

      統計情報の表示形式(差分または累積)を表示します。

    • MIB名

      表示している統計MIB名を表示します。

    • 採取時刻

      統計MIBが採取された時刻を表示します。

    • インデックス

      採取したMIBのインデックス番号を表示します。

    • MIB値

      差分値または累積値のいずれかの形式でMIB値を表示します。

    • エラーコード

      MIB採取ときに発生したエラーのコードを表示します。正常に採取されたとき、表示するMIB値がない場合は0を表示します。

      0以外が表示された場合は以下の状態が考えられます。

      (インデックス、MIB値は---が表示されます。)

      • 1~11 システム異常

      • 1101~1302 通信フレーム異常

      • 1402 通信のタイムアウト

      対処として以下のことを確認してください。

      • 回線が混雑しているか、監視対象ノードおよび経路上に障害が発生し、監視対象ノードが応答できない場合が考えられます。監視対象ノードまたは、システム構成を確認してください。

      • 監視サーバで SNMPサービスが正しく動作していることを確認してください。

      エラーコードの詳細に関しては、本ソフトウェア販売元の技術員に問い合わせてください。