Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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付録C 旧バージョンからの移行> C.4 Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L10/L20/L21/L30からの移行

C.4.6 データ移行エラー時のリカバリ方法

データ移行時にエラーが発生した場合は、以下の点を確認してください。

データ移行時にエラーが発生した場合のリカバリ方法は、データベースにより異なります。

C.4.6.1 Symfoware Serverの場合

リモートでSymfoware Serverを使う場合には、下記の手順の4はSymfoware Serverが動作するサーバ側で作業を行ってください。手順の1、2、5はInternet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40が動作するサーバで作業を行ってください。
  1. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール先ディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9\db"


  2. DropInaviTable.bat、およびDropCnCTable.batを実行します。

  3. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40がインストールされたサーバと、Symfoware Serverがインストールされたサーバが異なる場合は、ディレクトリ内のdrop_symfodb.cmd、およびcreate_symfodb.cmdを、Symfoware Serverを運用するサーバの任意のディレクトリにコピーします。

  4. Symfoware Serverがインストールされたサーバで、drop_symfodb.cmdを実行します。
    第1パラメタに、作業用ディレクトリを指定します。作業用ディレクトリの最後に\は指定しないでください。

    例) 作業用ディレクトリが、“c:\work”の場合

    C:\>drop_symfodb.cmd c:\work

    ※作業用ディレクトリはあらかじめ作成しておいてください。作業用ディレクトリ名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

  5. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール先ディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9\db"


  6. インストール手順書「5.1.4 Symfoware Serverのデータベースの作成」(12)〜(14)の操作を行います。

  7. C.4.4.1 Symfoware Serverからの移行”の手順2.〜3.の操作を、再度行います。

C.4.6.2 Oracleの場合

  1. Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

    <Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール先ディレクトリ>\db


    例) Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L40のインストール先ディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9”の場合、以下のコマンドを実行します。

    C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9\db"


  2. DropInaviTable.batを実行します。

  3. C.4.2 事前準備”でバックアップしたデータベースをリストアします。
    Oracleデータベースがインストールされたサーバで、以下の操作を行います。

    1. INAVIDBデータベースのバックアップデータをリストアします。
      コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

      C:\>IMP INAVIDB/%password%@INAVIDB FILE=%filename%

      %password%:INAVIDBユーザのパスワード
      %filename%:INAVIDBデータベースのバックアップファイル名

      例) INAVIDBユーザのパスワードがPWDIN8、INAVIDBデータベースのバックアップファイル名がD:\DMP\inavi8.DMPの場合

      C:\>IMP INAVIDB/PWDIN8@INAVIDB FILE=D:\DMP\inavi8.DMP

      ※バックアップファイル名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のファイル名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。

      リストアには、数分掛かります。

  4. C.4.4.2 Oracleからの移行”の手順の操作を、再度行います。

C.4.6.3 SQL Serverの場合

  1. C.4.2 事前準備”でバックアップしたデータベースをリストアします。
    データベースのリストアは、“24.3.3 SQL Server”に記載された手順2.〜3.の操作を実施してください。

  2. C.4.4.3 SQL Server からの移行”の手順の操作を、再度行います。


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