Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0
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付録C 旧バージョンからの移行> C.4 Internet Navigware Enterprise LMS Server V9.0 L10/L20/L21/L30からの移行

C.4.2 事前準備

データ移行を行う前に、移行元の旧バージョンにて以下の点を確認してください。

  1. 旧サーバの資産(データベース、教材)のバックアップを行います。 バックアップ手順は、旧バージョンのオンラインマニュアル“第24章 バックアップ/リストア”を参照してください。


    Symfoware Server(旧組込みデータベースを含む)を使用している場合、バックアップに使用するバッチファイルは、旧バージョンのバッチファイルではなく、本バージョンに付属するバッチファイルを使用してください。
    バッチファイルは、Internet Navigware Serverのインストール媒体の、tools\backup\Symfoware\convertに格納されています。
    INAVIDBのバックアップ用バッチファイルは、旧バージョン毎に異なります。以下を使用してください。

    • 移行元がV9.0L10の場合
      invbackupV9L10.bat
    • 移行元がV9.0L20、またはV9.0L21の場合
      invbackupV9L20L21.bat
    • 移行元がV9.0L30の場合
      invbackupV9L30.bat

    CNCDBのバックアップ用バッチファイルは、cncbackupToV9L40.batを使用してください。
    データベースのバックアップが完了後、ワークユニット起動手順は、実施しないでください。


  2. Symfoware Serverを使用している場合、以下の手順を実行します。

    1. 旧バージョンのInternet Navigware Enterprise LMS Server V9.0がインストールされたサーバで、コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下に移動します。

      <旧バージョンのInternet Navigware Enterprise LMS Server V9.0インストール先ディレクトリ>\db


      例) 旧バージョンのInternet Navigware Enterprise LMS Server V9.0をインストールしたディレクトリが、“C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9”の場合、以下のコマンドを実行します。

      C:\>cd "C:\Program Files\Fujitsu\INServerV9\db"


    2. DropInaviTable.bat、DropCnCTable.batを実行します。

    3. 旧バージョンのInternet Navigware Enterprise LMS Server V9.0がインストールされたサーバと、旧バージョンのSymfoware Serverがインストールされたサーバが異なる場合は、カレントディレクトリ内のdrop_symfodb.cmdを、旧バージョンのSymfoware Serverがインストールされたサーバの任意のディレクトリにコピーします。

    4. 旧バージョンのSymfoware Serverがインストールされたサーバで、drop_symfodb.cmdを実行します。
      第1パラメタに、作業用ディレクトリを指定します。作業用ディレクトリの最後に\は指定しないでください。

      例) 作業用ディレクトリが、“c:\work”の場合

      C:\>drop_symfodb.cmd c:\work

      ※作業用ディレクトリはあらかじめ作成しておいてください。作業用ディレクトリ名は、空白を含んだファイル名等、ロングファイルネームを指定することは出来ません。8.3形式のフォルダ名を指定してください。8.3形式のフォルダ名はコマンドプロンプトでdir /xを実行することで取得することができます。


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