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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

D.8.2 systemサブコマンド

形式

(1)J2EEシステム定義の更新
    isj2eeadmin system -o [-f filename]

(2)J2EEシステム定義の抽出
    isj2eeadmin system -e [-f filename] [-y] [-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}]

(3)Usageの表示
    isj2eeadmin system -h

機能説明

systemサブコマンドは、J2EEシステム定義(J2EEプロパティ/Servletサービス設定/EJBサービス設定)の更新、抽出を行います。

オプション

systemサブコマンドのオプションについて説明します。

-o [-f filename]

J2EEシステム定義を更新します。
定義ファイルで指定した項目の設定は更新され、指定しなかった項目の設定は更新前の設定のままとなります。

オプション

説明

-f filename

J2EEシステム定義ファイルのファイル名を指定します。
空白文字を含むファイル名は、二重引用符で囲みます。
省略した場合、カレントディレクトリの“system.xml”が使用されます。

定義更新中に、別ユーザからの要求によって、J2EEシステム定義が更新された場合、“isj2ee1005”などのエラーとなることがあります。エラーとなった場合には、別ユーザからの操作で定義情報がどのように変更されているかを確認して、必要により再度処理を実行してください。

-e [-f filename] [-y] [-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}]

J2EEシステム定義ファイルを抽出します。

オプション

説明

-f filename

出力する定義ファイル名を指定します。
空白文字を含むファイル名は、二重引用符で囲みます。
省略した場合、カレントディレクトリの“system.xml”に出力されます。

-y

指定した場合、同一名の定義ファイルが存在していても、無条件にファイルが上書きされます。
省略した場合、確認メッセージが出力されます。

-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}

定義ファイルの抽出時に、出力する定義ファイルのコード系を指定します。

  • UTF-8 :UTF-8(Unicode)で出力・デフォルト値(Linux)

  • SJIS  :Shift_JISで出力・・・デフォルト値(Windows(R))

  • EUC   :EUC-JPで出力・・・・デフォルト値(Solaris)

-h

systemサブコマンドのUsageを表示します。

定義ファイル

D.8.8 J2EEシステム定義ファイル”を参照してください。

メッセージ

使用例

J2EEシステム定義を記述した“update-def.xml”というファイルで上書き登録します。

> isj2eeadmin system -o -f update-def.xml

J2EEシステム定義を抽出し、“export-def.xml”というファイルに保存します。

> isj2eeadmin system -e -f export-def.xml

注意事項

本サブコマンドを使用した定義更新は、OSの管理者権限を持つユーザだけが実行できます。