名前
odlistque -キューイングポリシの状態を表示
odlistque -サーバアプリケーションの状態を表示
形式
odlistque [-a] [-M system]
機能説明
odlistqueコマンドは、登録済みサーバアプリケーション、およびodsetqueコマンドで登録されたキューイングポリシについて、リクエスト受け付け処理の状態とリクエスト処理の状態、キューイングされたリクエストに関する情報を表示します。
本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。
キューイングされたリクエストについて、そのリクエストを発行したクライアントのIPアドレスも表示します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
本コマンドにより表示される情報の各項目について、以下で説明します。
odlistque -a Queue Name ImplementationRepositoryID Queue /Dispatch Req/Max Client OD_ORB_QUEUE IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /16 |
対象のキュー名です。キューに登録していないサーバアプリケーションの場合は、インプリメンテーションリポジトリIDが表示されます。
インプリメンテーションリポジトリIDです。キューに複数のサーバアプリケーションが登録されている場合、各アプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDが縦に羅列して表示されます。
リクエストの受け付け処理の状態です。活性状態(リクエストを受け付ける状態)の場合は“ENABLE”、非活性状態(リクエストを受け付けない状態)の場合は“DISABLE”となります。
サーバアプリケーションが未起動の場合は“DISABLE”になります。キューに複数のサーバアプリケーションが登録されている場合、1つでも未起動のサーバアプリケーションが存在すると“DISABLE”になります。
CORBAワークユニットとして運用しているサーバアプリケーションの場合は、isinhibitqueコマンド、ispermitqueコマンドで状態の変更を行えます。CORBAワークユニットとして運用していないサーバアプリケーションの場合は、odcntlqueコマンドの-queオプションで状態の変更を行えます。
リクエスト処理の状態です。活性状態(サーバアプリケーションへのリクエストの割り当てを行う状態)の場合は“ENABLE”、非活性状態(サーバアプリケーションへのリクエストの割り当てを行わない状態)の場合は“DISABLE”になります。
サーバアプリケーションが未起動の場合は“ENABLE”になります。
CORBAワークユニットとして運用していないサーバアプリケーションの場合は、odcntlqueコマンドの -dspオプションで状態の変更を行えます。
キューイングされたリクエストの数です。サーバアプリケーションで処理中のリクエストは含みません。
CORBAワークユニットとして運用しているサーバアプリケーションの場合、isinfobjコマンドによって表示される“queue”に等しくなります。
キューイングできるリクエストの最大数です。
受付け可能リクエスト数の上限値が表示されます。詳細については、odsetqueの“受付け可能リクエスト数の上限値について”を参照してください。
ただし、CORBAワークユニットとして運用しているサーバアプリケーションの場合は、ワークユニット定義の“Maximum Queuing Message”で指定した値が表示されます。“Maximum Queuing Message”を指定していない場合は、0が表示されます。
キューイングされたリクエストについて、そのリクエストを発行したクライアントのIPアドレスを表示します。IPアドレスは、リクエストがキューイングされた順に羅列されます。また、IPv6が有効な環境において本コマンドを実行し、かつリクエストを発行したクライアントでIPv4が有効であった場合は、IPv4射影アドレスが表示されます。
-aオプション指定時のみ表示されます。
注意事項
本製品をインストールした環境によって、本コマンドの利用権限が変わる場合があります。詳細については、“1.3 利用権限について ”を参照してください。
使用例
odlistque Queue Name ImplementationRepositoryID Queue /Dispatch Req/Max OD_ORB_QUEUE IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /16 IDL:FJ/ImplementationDef:1.0 IDL:FJ/Repository:1.0 IDL:OM_ORB/admin:1.0 IDL:ODsample/stringtest:1.0 IDL:ODsample/stringtest:1.0 ENABLE /ENABLE 0 /256 odlistque -a Queue Name ImplementationRepositoryID Queue /Dispatch Req/Max Client OD_ORB_QUEUE IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /16 IDL:FJ/ImplementationDef:1.0 IDL:FJ/Repository:1.0 IDL:OM_ORB/admin:1.0 IDL:ODsample/stringtest:1.0 IDL:ODsample/stringtest:1.0 ENABLE /DISABLE 3 /256 10.34.157.107,10.34.157.118,10.34.157.107 |
機能説明
odlistqueコマンドは、登録済みサーバアプリケーションについて、リクエスト受け付け処理の状態とリクエスト処理の状態、キューイングされたリクエストに関する情報を表示します。
本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。
キューイングされたリクエストについて、そのリクエストを発行したクライアントのIPアドレスも表示します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
本コマンドにより表示される情報の各項目について、以下で説明します。
odlistque -a Queue Name ImplementationRepositoryID Queue /Dispatch Req/Max Client IDL:CORBA/InterfaceRep_Obf:1.0 IDL:CORBA/InterfaceRep_Obf:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /2662 |
対象のインプリメンテーションリポジトリIDです。
対象のインプリメンテーションリポジトリIDです。“Queue Name”と同一です。
リクエストの受け付け処理の状態です。活性状態(リクエストを受け付ける状態)の場合は“ENABLE”、非活性状態(リクエストを受け付けない状態)の場合は“DISABLE”となります。
サーバアプリケーションが未起動の場合は“DISABLE”になります。
CORBAワークユニットとして運用しているサーバアプリケーションの場合は、isinhibitqueコマンド、ispermitqueコマンドで状態の変更を行えます。CORBAワークユニットとして運用していないサーバアプリケーションの場合は、odcntlqueコマンドの-queオプションで状態の変更を行えます。
リクエスト処理の状態です。活性状態(サーバアプリケーションへのリクエストの割り当てを行う状態)の場合は“ENABLE”、非活性状態(サーバアプリケーションへのリクエストの割り当てを行わない状態)の場合は“DISABLE”になります。
サーバアプリケーションが未起動の場合は“ENABLE”になります。
CORBAワークユニットとして運用していないサーバアプリケーションの場合は、odcntlqueコマンドの -dspオプションで状態の変更を行えます。
キューイングされたリクエストの数です。サーバアプリケーションで処理中のリクエストは含みません。
CORBAワークユニットとして運用しているサーバアプリケーションの場合、isinfobjコマンドによって表示される“queue”に等しくなります。
キューイングできるリクエストの最大数です。
受付け可能リクエスト数の上限値が表示されます。
ただし、CORBAワークユニットとして運用しているサーバアプリケーションの場合は、ワークユニット定義の“Maximum Queuing Message”で指定した値が表示されます。“Maximum Queuing Message”を指定していない場合は、0が表示されます。
キューイングされたリクエストについて、そのリクエストを発行したクライアントのIPアドレスを表示します。IPアドレスは、リクエストがキューイングされた順に羅列されます。また、IPv6が有効な環境において本コマンドを実行し、かつリクエストを発行したクライアントでIPv4が有効であった場合は、IPv4射影アドレスが表示されます。
-aオプション指定時のみ表示されます。
注意事項
本製品をインストールした環境によって、本コマンドの利用権限が変わる場合があります。詳細については、“1.3 利用権限について ”を参照してください。
使用例
odlistque Queue Name ImplementationRepositoryID Queue /Dispatch Req/Max IDL:OM_ORB/admin:1.0 IDL:OM_ORB/admin:1.0 ENABLE /ENABLE 0 /2662 IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /2662 IDL:FJ/ImplementationDef:1.0 IDL:FJ/ImplementationDef:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /2662 IDL:ODsample/stringtest:1.0 IDL:ODsample/stringtest:1.0 ENABLE /ENABLE 0 /2662 odlistque -a Queue Name ImplementationRepositoryID Queue /Dispatch Req/Max Client IDL:OM_ORB/admin:1.0 IDL:OM_ORB/admin:1.0 ENABLE /ENABLE 0 /2662 IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 IDL:FJ/ImplementationRep:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /2662 IDL:FJ/ImplementationDef:1.0 IDL:FJ/ImplementationDef:1.0 DISABLE/ENABLE 0 /2662 IDL:ODsample/stringtest:1.0 IDL:ODsample/stringtest:1.0 ENABLE /DISABLE 3 /2662 10.34.157.107,10.34.157.118,10.34.157.107 |