名前
isinhibitque - キューの閉塞
形式
isinhibitque [-M システム名] wuname quename1 [quename2]
機能説明
isinhibitqueコマンドは、運用中のアプリケーションに対する要求のキューを閉塞します。
以下に、isinhibitqueコマンドの引数を説明します。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
閉塞を行うキューが含まれるワークユニット名を指定します。
閉塞を行うキューの名前を指定します。キュー名として、アプリケーションの種別により、以下を指定します。
IJServer :IJServer名
CORBA :CORBAアプリケーションに対応したインプリメンテーションリポジトリID
TD :オブジェクト名
閉塞を行うキューの名前を指定します。quename1で指定したアプリケーション種別により、以下を指定します。本オプションは省略可能です。また、CORBAワークユニットの場合のみ有効です。
CORBA:quename1で指定したインプリメンテーションリポジトリID内にあるインタフェース名
注意事項
本コマンドは、Interstage Application Server Enterprise Edition、Interstage Application Server Standard-J Editionで使用できます。Interstage Application Server Standard-J EditionではIJServerのみ有効です。
本コマンドは、IJServerのEJBアプリケーション(IJServerタイプが、“EJBアプリケーションのみ運用”または“WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVM”で運用の場合のみ有効)、CORBAアプリケーションおよびトランザクションアプリケーションに対して有効です。
トランザクションアプリケーションのプロセスバインド機能を使用し、継続中の処理に関しては有効にはなりません。
本コマンドは、IJServerのEJBアプリケーション(IJServerタイプが、“EJBアプリケーションのみ運用”または“WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVM”で運用の場合のみ有効)、CORBAアプリケーションに対して有効です。
IJServerの場合は、quename1にIJServer作成時と大文字小文字の組み合わせが正しい名前を指定してください。
ワークユニットを起動したユーザまたはスーパユーザでのみオブジェクトの閉塞を行うことができます。
使用例
isinhibitque corbawu IDL:ODsample/intf:1.0 |