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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
Interstage

8.5 odcntlque

名前


odcntlque  -  キューイングポリシの活性化/非活性化


odcntlque  -  サーバアプリケーションの活性化/非活性化

形式


(1) キューイングポリシの活性化
odcntlque -a {-que | -dsp} groupname [-M system]

(2) キューイングポリシの非活性化
odcntlque -d {-que | -dsp} groupname [-M system]

(3) キューイングされたリクエストの取り消し
odcntlque -c groupname [-M system]

(4) サーバアプリケーションの終了
odcntlque -s [-kill] groupname [-M system]



(1) サーバアプリケーションの活性化
odcntlque -a {-que | -dsp} groupname [-M system]

(2) サーバアプリケーションの非活性化
odcntlque -d {-que | -dsp} groupname [-M system]

(3) キューイングされたリクエストの取り消し
odcntlque -c groupname [-M system]

(4) サーバアプリケーションの終了
odcntlque -s [-kill] groupname [-M system]

機能説明


odcntlqueコマンドは、実行中のサーバアプリケーション、およびodsetqueコマンドで登録されたキューイングポリシの活性化または非活性化を実行します。
本コマンドは、CORBAワークユニットとして運用しているCORBAサーバアプリケーションを操作することはできません。



odcntlqueコマンドは、実行中のサーバアプリケーションの活性化または非活性化を実行します。
本コマンドでは、CORBAワークユニットとして運用しているCORBAサーバアプリケーションを操作することはできません。

本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-a


キューイングポリシの活性化を行います。


サーバアプリケーションの活性化を行います。

-d


キューイングポリシの非活性化を行います。


サーバアプリケーションの非活性化を行います。

-c

キューイングされたリクエストの取消しを行います。

-s

サーバアプリケーションの終了を行います。プロセス多重で動作している場合は全プロセスを終了します。

-que

リクエストの受付け処理の活性化/非活性化を行います。

-dsp

リクエスト処理の活性化/非活性化を行います。

-kill

キューに未処理のリクエストが滞留していても、処理中のリクエストが完了したあとに、サーバアプリケーションの終了を行います。

groupname


活性化/非活性化を行うキュー名またはキューグループ名を指定します。また、キューに登録していない(odsetqueコマンドを実行していない)サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定することもできます。


活性化/非活性化を行うサーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。

-M system

拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

キューイングポリシの活性化

キューイングポリシに登録されたサーバアプリケーションのキューまたはキューグループ単位での活性化が可能です。クライアントから活性化されたオブジェクトへのリクエストが実際の処理として動作するか否かは、-que, -dspオプションの指定によります。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
キューイングポリシの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。

リクエストの受付けおよびリクエストの処理を開始する例を以下に示します。

odcntlque -a -que -dsp queue1

リクエストの受付けを再開する例を以下に示します。

odcntlque -a -que queue1

一時停止したリクエストの処理を再開する例を以下に示します。

odcntlque -a -dsp queue1

サーバアプリケーションの活性化

サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリID単位での活性化が可能です。クライアントから活性化されたオブジェクトへのリクエストが実際の処理として動作するか否かは、-que, -dspオプションの指定によります。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
サーバアプリケーションの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。

リクエストの受付けおよびリクエストの処理を開始する例を以下に示します。

odcntlque -a -que -dsp queue1

リクエストの受付けを再開する例を以下に示します。

odcntlque -a -que queue1

一時停止したリクエストの処理を再開する例を以下に示します。

odcntlque -a -dsp queue1

キューイングポリシの非活性化

キューイングポリシ対象のアプリケーションへの非活性化を行います。リクエストのサーバアプリケーションへの割り当て停止、リクエストの受付けを停止することができます。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
キューイングポリシの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。

リクエストの受付けを停止する例を以下に示します。

odcntlque -d -que queue1

リクエストのサーバアプリケーションへの割り当てを停止する例を以下に示します。

odcntlque -d -dsp queue1

サーバアプリケーションの非活性化

サーバアプリケーションの非活性化を行います。リクエストのサーバアプリケーションへの割り当て停止、リクエストの受付けを停止することができます。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
サーバアプリケーションの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。

リクエストの受付けを停止する例を以下に示します。

odcntlque -d -que queue1

リクエストのサーバアプリケーションへの割り当てを停止する例を以下に示します。

odcntlque -d -dsp queue1

キューイングリクエストの取り消し

受け付けたリクエストで未処理のものを削除します。なお、削除する場合、いったんリクエストの受付けを停止する必要があります。

リクエストのサーバアプリケーションへの割り当てを停止し、未処理のリクエストを取り消す例を以下に示します。

odcntlque -d -que queue1
odcntlque -c queue1

サーバアプリケーションの終了

サーバアプリケーションを終了させます。ただし、すべての受付け済みのリクエストが処理されるまで、サーバアプリケーションは終了しません。-killオプションを指定した場合は、未処理のリクエストを取り消してサーバアプリケーションを終了させます。サーバアプリケーションがループしている間はサーバアプリケーションを終了させることはできません。

サーバアプリケーションを終了させる例を以下に示します。

odcntlque -s queue_group1
odcntlque -s -kill queue_group1

注意事項

メッセージ

起動時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。

ObjectDirector not active

CORBAサービス(ObjectDirector)が起動されていません。


groupname not found

groupnameが見つかりません。


groupname is not specified

groupnameが指定されていません。