名前
odcntlque - キューイングポリシの活性化/非活性化
odcntlque - サーバアプリケーションの活性化/非活性化
形式
(1) キューイングポリシの活性化
odcntlque -a {-que | -dsp} groupname [-M system]
(2) キューイングポリシの非活性化
odcntlque -d {-que | -dsp} groupname [-M system]
(3) キューイングされたリクエストの取り消し
odcntlque -c groupname [-M system]
(4) サーバアプリケーションの終了
odcntlque -s [-kill] groupname [-M system]
(1) サーバアプリケーションの活性化
odcntlque -a {-que | -dsp} groupname [-M system]
(2) サーバアプリケーションの非活性化
odcntlque -d {-que | -dsp} groupname [-M system]
(3) キューイングされたリクエストの取り消し
odcntlque -c groupname [-M system]
(4) サーバアプリケーションの終了
odcntlque -s [-kill] groupname [-M system]
機能説明
odcntlqueコマンドは、実行中のサーバアプリケーション、およびodsetqueコマンドで登録されたキューイングポリシの活性化または非活性化を実行します。
本コマンドは、CORBAワークユニットとして運用しているCORBAサーバアプリケーションを操作することはできません。
odcntlqueコマンドは、実行中のサーバアプリケーションの活性化または非活性化を実行します。
本コマンドでは、CORBAワークユニットとして運用しているCORBAサーバアプリケーションを操作することはできません。
本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。
キューイングポリシの活性化を行います。
サーバアプリケーションの活性化を行います。
キューイングポリシの非活性化を行います。
サーバアプリケーションの非活性化を行います。
キューイングされたリクエストの取消しを行います。
サーバアプリケーションの終了を行います。プロセス多重で動作している場合は全プロセスを終了します。
リクエストの受付け処理の活性化/非活性化を行います。
リクエスト処理の活性化/非活性化を行います。
キューに未処理のリクエストが滞留していても、処理中のリクエストが完了したあとに、サーバアプリケーションの終了を行います。
活性化/非活性化を行うキュー名またはキューグループ名を指定します。また、キューに登録していない(odsetqueコマンドを実行していない)サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定することもできます。
活性化/非活性化を行うサーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
キューイングポリシの活性化
キューイングポリシに登録されたサーバアプリケーションのキューまたはキューグループ単位での活性化が可能です。クライアントから活性化されたオブジェクトへのリクエストが実際の処理として動作するか否かは、-que, -dspオプションの指定によります。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
キューイングポリシの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。
リクエストの受付けおよびリクエストの処理を開始する例を以下に示します。
odcntlque -a -que -dsp queue1
リクエストの受付けを再開する例を以下に示します。
odcntlque -a -que queue1
一時停止したリクエストの処理を再開する例を以下に示します。
odcntlque -a -dsp queue1
サーバアプリケーションの活性化
サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリID単位での活性化が可能です。クライアントから活性化されたオブジェクトへのリクエストが実際の処理として動作するか否かは、-que, -dspオプションの指定によります。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
サーバアプリケーションの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。
リクエストの受付けおよびリクエストの処理を開始する例を以下に示します。
odcntlque -a -que -dsp queue1
リクエストの受付けを再開する例を以下に示します。
odcntlque -a -que queue1
一時停止したリクエストの処理を再開する例を以下に示します。
odcntlque -a -dsp queue1
キューイングポリシの非活性化
キューイングポリシ対象のアプリケーションへの非活性化を行います。リクエストのサーバアプリケーションへの割り当て停止、リクエストの受付けを停止することができます。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
キューイングポリシの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。
リクエストの受付けを停止する例を以下に示します。
odcntlque -d -que queue1
リクエストのサーバアプリケーションへの割り当てを停止する例を以下に示します。
odcntlque -d -dsp queue1
サーバアプリケーションの非活性化
サーバアプリケーションの非活性化を行います。リクエストのサーバアプリケーションへの割り当て停止、リクエストの受付けを停止することができます。-que, -dspオプションは、どちらか一方または両方を指定する必要があります。
サーバアプリケーションの現在の状態は、odlistqueコマンドにより確認できます。
リクエストの受付けを停止する例を以下に示します。
odcntlque -d -que queue1
リクエストのサーバアプリケーションへの割り当てを停止する例を以下に示します。
odcntlque -d -dsp queue1
キューイングリクエストの取り消し
受け付けたリクエストで未処理のものを削除します。なお、削除する場合、いったんリクエストの受付けを停止する必要があります。
リクエストのサーバアプリケーションへの割り当てを停止し、未処理のリクエストを取り消す例を以下に示します。
odcntlque -d -que queue1 odcntlque -c queue1
サーバアプリケーションの終了
サーバアプリケーションを終了させます。ただし、すべての受付け済みのリクエストが処理されるまで、サーバアプリケーションは終了しません。-killオプションを指定した場合は、未処理のリクエストを取り消してサーバアプリケーションを終了させます。サーバアプリケーションがループしている間はサーバアプリケーションを終了させることはできません。
サーバアプリケーションを終了させる例を以下に示します。
odcntlque -s queue_group1 odcntlque -s -kill queue_group1
注意事項
本コマンド実行時には、環境変数LD_LIBRARY_PATHに$OD_HOME/lib/ntを設定しないでください。
OD_HOME: CORBAサービスのインストールディレクトリ
本製品をインストールした環境によって、本コマンドの利用権限が変わる場合があります。詳細については、“1.3 利用権限について ”を参照してください。
メッセージ
起動時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。
CORBAサービス(ObjectDirector)が起動されていません。
groupnameが見つかりません。
groupnameが指定されていません。