名前
odchgservice - イニシャルサービスのホスト名/ポート番号の変更
形式
(1) ホスト名の変更
odchgservice -h host [-M system] service
(2) ポート番号の変更
odchgservice -p port [-M system] service
(3) ホスト名およびポート番号の変更
odchgservice -h host -p port [-M system] service
機能説明
odchgserviceコマンドは、CORBAサービスのイニシャルサービスにおけるホスト名/ポート番号を変更します。
本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。
変更先のホスト名またはIPアドレスを、256文字以内のASCIIコード(印字可能文字)文字列で指定します。
変更先のポート番号を、0から65535までの数値で指定します。
変更するイニシャルサービス名を、64文字以内のASCIIコード(印字可能文字)文字列で指定します。
システムに存在するイニシャルサービスの一覧については、OD_or_admコマンドに-lオプションを指定して実行して、確認してください。
注意
以下のサービスのホスト名およびポート名は、CORBAサービス起動時に、自動的に設定されるため、本コマンドで変更しないでください。以下のサービスを指定した場合は、本コマンドの処理を中止します。
ImplementationRepository
FJ_LightInterfaceRepository
FJ_ORB_admin
nill_oref
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行する必要があります。
本コマンドは、Interstageが完全に停止した状態で実行する必要があります。Interstageが起動中に本コマンドを実行すると、コマンド処理を中止します。
本コマンドでは、指定されたホスト名/ポート番号に対する妥当性を評価しません。したがって、本コマンドでイニシャルサービスのホスト名/ポート番号が不当な値に変更した場合、Interstageの起動に失敗する、またはアプリケーション実行時に異常終了するなどの現象が発生する可能性があります。
以下のコマンドは、複数を同時に実行できません。以下のいずれかのコマンドが実行中である場合は、実行中のコマンド処理が完了してから、コマンドを実行してください。
odchgservice(本コマンド)