名前
odlistproc - CORBAアプリケーションのプロセス情報の表示
形式
odlistproc [-i [-t]] [-M system]
機能説明
odlistprocはCORBAアプリケーションのプロセス情報として、プロセスID(PID)とコマンド名を表示します。
本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。
CORBAアプリケーション(サーバアプリケーション)に対応する、インプリメンテーションリポジトリID(ImplementationRepositoryID)を付加して出力します。
クライアントアプリケーションに対しては出力されません。
CORBAアプリケーション(サーバアプリケーション)のスレッド多重度の現在値(ThreadConcurrency)を付加して出力します。
クライアントアプリケーションに対しては出力されません。
本オプションを指定する場合は、-iオプションを指定している必要があります。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
注意事項
odlistprocコマンドで表示されるCORBAアプリケーションは、CORBAサービスのサーバ用ライブラリ(Windows(R)ではODSV.LIB、Solaris/LinuxではlibOM.so)がリンクされている必要があります。
CORBAサービスの提供ライブラリについては、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”(Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)を参照してください。
本製品をインストールした環境によって、本コマンドの利用権限が変わる場合があります。詳細については、“1.3 利用権限について ”を参照してください。
使用例
odlistproc PID NAME(command line) 519 "odstart.exe" 405 D:\WINNT\system32\Naming.exe odlistproc -i PID NAME(command line) ImplementationRepositoryID 856 "odstart.exe" IDL:OM_ORB/admin:1.0 1600 C:\WINNT\system32\Naming.exe IDL:CosNaming/NamingContext:1.0 1628 no_action.exe 1424 no_action.exe 1452 "D:\tmp\CPP_Debug\basic_data_srv.exe" IDL:BasicData/IntfVoid:1.0 odlistproc -i -t PID NAME(command line) ImplementationRepositoryID ThreadConcurrency 856 "odstart.exe" IDL:OM_ORB/admin:1.0 16 1600 C:\WINNT\system32\Naming.exe IDL:CosNaming/NamingContext:1.0 16 1628 no_action.exe 1424 no_action.exe 1452 "D:\tmp\CPP_Debug\basic_data_srv.exe" IDL:BasicData/IntfVoid:1.0 64 |
odlistproc PID NAME(command line) 1085 OD_start 1121 CosNaming_s odlistproc -i PID NAME(command line) ImplementationRepositoryID 1085 OD_start IDL:OM_ORB/admin:1.0 1121 CosNaming_s IDL:CosNaming/NamingContext:1.0 odlistproc -i -t PID NAME(command line) ImplementationRepositoryID ThreadConcurrency 1085 OD_start IDL:OM_ORB/admin:1.0 16 1121 CosNaming_s IDL:CosNaming/NamingContext:1.0 16 |