サイトの構築／構成変更について以下に説明します。
■サイトの構築
以下の手順で、サイトを構築します。詳細については、以降の項で説明します。
■サーバの増強(スケールアウト)
運用開始後、業務負荷などにより、サーバグループに所属する管理対象サーバを増やす場合は、サーバグループにサーバを追加します。また、サーバグループに所属するサーバの台数を減らす場合は、サーバグループからサーバを削除します。
負荷の低いサーバグループから負荷の高いサーバグループにサーバを転用するような構成に変更することもできます。
■開発環境から運用環境への移行
開発環境で開発／テストを行った環境を、運用環境へサーバ単位に移行する場合は、移行するサーバをスタンドアロンサーバの状態とし、運用環境のサイトに追加します。
本操作により、マルチサーバ管理機能で、スタンドアロンサーバの状態で構築した業務の運用環境を運用できるようになります。操作対象は、「1.2 操作機能」で示す範囲です。
注意
複数のサーバグループ／単体運用の管理対象サーバに配置しているIJServerは、本操作では移行できません。運用環境で新たにIJServerを作成して配備してください。
■プロビジョニング機能(Systemwalker Resource Coordinator連携) 
Systemwalker Resource Coordinatorのサーバプロビジョニング機能を使用すると、サーバグループに管理対象サーバを容易に追加できるようになります。従来は、オペレーティングシステムやミドルウェアなどのセットアップをすべて手動で行う必要がありましたが、Systemwalker Resource Coordinatorで、これらの手順を短手番で行うことができるようになります。
プロビジョニング機能を使用する場合は、「付録B プロビジョニング機能(Systemwalker Resource Coordinator連携) 」を参照してください。
■ソフトウェア資源配付製品との連携
アプリケーション操作種別を個別操作モードにすることにより、マルチサーバ管理機能をSystemwalker Software Deliveryなどのソフトウェア資源配付製品と連携して使用できます。詳細については、「個別操作モード」および「付録C アプリケーション配付・世代管理(Systemwalker Software Delivery連携)」を参照してください。
注意
管理対象サーバが以下のオペレーションシステムの場合、Systemwalker Software Deliveryと連携したアプリケーション配布・世代管理は行えません。
Windows Server(R) x64 Editions
Linux for Intel64
