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ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド

4.1.3 運用管理クライアントの作業

ここでは運用管理クライアントの導入方法について説明します。運用管理クライアントを導入するための手順は以下のとおりです。

本節では手順どおりに説明していますので、本節の項番にそって導入・設定してください。


4.1.3.1 インストール


4.1.3.1.1 インストール条件

インストール条件については、「3.3 運用管理クライアント」を参照してください。


4.1.3.1.2 インストール開始前の準備

インストーラを起動すると、以下の項目について問合せがあります。インストール開始前に決定または確認をしてください。

No.

問合せ項目

説明

1

インストールディレクトリ

実行モジュールなど、固定の資源をインストールするディレクトリのパスです。

2

Managerのアドレス

接続するManagerのホスト名かIPアドレスです。


4.1.3.1.3 インストール手順

以下の手順でインストールを行います。

Windows版】

  1. Windowsマシンに Administrator権限をもつアカウントでログインします。

  2. CD-ROM装置に本製品のCD-ROMをセットします。

  3. インストーラが起動します。

    ポイント

    インストールするマシンの設定によっては、自動的にインストーラが起動しないことがあります。その場合は、以下の操作を行い、手動でインストーラを起動してください。

    • [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。

    • [ファイル名を指定して実行]ウィンドウの[参照]で、以下のファイルを選択し、[OK]ボタンを押下します。

      CD-ROMドライブ:\dsmSetup.exe

    • インストーラが起動します。

  4. インストーラ画面の[運用管理クライアントのインストール]ボタンを押下します。

  5. インストールが開始され、前項で説明した問い合わせが行われます。

Solaris版】Linux版】

Solaris版/Linux版のCDから運用管理クライアントをインストールする方法は以下のとおりです。

  1. Windowsマシンに Administrator権限をもつアカウントでログインします。

  2. CD-ROM装置に本製品のCD-ROMをセットします。

  3. 以下のファイルを実行します。

    CD-ROMドライブ:\FJSVssqc\tools\DSMSETUP.exe

  4. インストーラが起動します。

  5. インストーラ画面の[運用管理クライアントのインストール]ボタンを押下します。

  6. インストールが開始され、前項で説明した問い合わせが行われます。

4.1.3.2 セットアップ

運用管理クライアントでは、HTTPの仮想ディレクトリの設定、および仮想ディレクトリのプロパティ設定を行う必要があります。「第16章 HTTP通信環境のセットアップ」を参照して、セットアップしてください。

4.1.3.3 起動方法と確認方法

Webブラウザに以下のURLを指定して、コンソールが起動するか確認してください。

http://運用管理クライアントのホスト名/SSQC/AdminConsole.html

4.1.3.4 環境設定

以下の手順で環境設定を行います。

  1. 環境設定画面を開きます。「9.2.1 画面構成」を参照してください。

  2. システムグループの登録を行います。「9.2.3.1.1 SystemGroups」を参照してください。

  3. Agentの登録を行います。「9.2.3.2 未登録Agent情報(UnregisteredAgents)」を参照してください。

以上の設定を実施すれば、コンソール画面のモニタ、ドリルダウン、およびレポート画面での表示ができるようになります。

ポイント

Managerの二重化運用を行う場合は、それぞれのManagerに接続された運用管理クライアントに対して、本設定を行ってください。