Recovery Manager for Oracleが提供する、オンラインバックアップ・リカバリー運用(オンライン運用)で使用するコマンドについて説明します。
オンライン運用で使用できるコマンドには、以下のものがあります。
作成された環境設定ファイルのチェックや、パスワードの暗号化、および、環境設定の有効化・無効化を行います。
rmfocrtcat(リカバリ・カタログ・データベース作成コマンド)
リカバリ・カタログ・データベースを作成します。
リカバリ・カタログ・データベース内のリカバリ・カタログを更新します。
rmfodelcat(リカバリ・カタログ・データベース削除コマンド)
リカバリ・カタログ・データベースを削除します。
データベースのオンラインバックアップを行います。
rmfoalbackup(アーカイブログバックアップコマンド)
アーカイブログのバックアップを行います。
rmfodelarch(バックアップ済みアーカイブログ削除コマンド)
バックアップ済みのアーカイブログを削除します。
rmfoinitbackup(オンラインバックアップ初期化コマンド)
オンラインバックアップをすべて削除します。
rmfobackstat(オンライン物理コピー状態通知コマンド)
オンラインバックアップのACM物理コピー進捗状況を表示します。
EC同期を開始します。
DBチェックを行います。
リカバリーまたはリストアを行います。
注意
オンライン運用環境設定の各種コマンドは、シングルサーバ構成の環境でのみ使用可能です。クラスタ構成の場合は、オンライン環境設定画面を使用して運用環境設定を行ってください。オンライン環境設定画面からの運用環境設定方法については、「第3章 オンライン運用環境設定」を参照してください。
カスタムリカバリーは、コマンドでは実行できません。カスタムリカバリーを行う場合は、カスタムリカバリー画面を使用してください。カスタムリカバリー画面からのカスタムリカバリー実行方法については、「第6章 カスタムリカバリー」を参照してください。