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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

10.1.9 rmfobackstat(オンライン物理コピー状態通知コマンド)

  1. 機能説明

    オンラインバックアップでのACMバックアップ後に発生する、物理コピーの進捗状況を表示します。
    物理コピーがすべて終了した時点で、コピー完了を通知することもできます。


  2. 実行方法

    rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。
    クラスタ運用の場合は、プライマリノードまたは論理ホストから実行してください。


  3. コマンド形式

    installdir/bin/rmfobackstat confname { -w }<Enter>

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名


  4. オプション

    • 第1パラメーター

      オプション

      説明

      confname

      指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。

    • 第2パラメーター

      オプション

      説明

      なし

      物理コピーの進捗状況を、パーセンテージで表示します。

      -w

      物理コピーの進捗状況を一定時間間隔でチェックし、すべてのボリュームの物理コピーが完了したら正常終了します。


  5. 終了ステータス

    コマンド復帰値

    ステータス

    0

    正常終了

    0以外

    異常終了


  6. 実行例

    環境設定名「ora10g_online」で運用環境を設定したデータベースのACM物理コピーが完了するまで待ちます。

    # /opt/FJSVrmfo/bin/rmfobackstat ora10g_online -w<Enter>


注意

  • オンライン物理コピー状態通知コマンドは、オンライン運用で使用するコマンドです。

  • コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。

  • コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。