機能説明
リカバリ・カタログ・データベースを削除します。
実行方法
rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。
コマンド形式
installdir/bin/rmfodelcat confname <Enter> |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
オプション
第1パラメーター
オプション | 説明 |
confname | 指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。 |
終了ステータス
コマンド復帰値 | ステータス |
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
実行例
環境設定名「ora10g_online」で運用環境を設定したデータベースに対して、リカバリ・カタログ・データベースを削除します。
# /opt/FJSVrmfo/bin/rmfodelcat ora10g_online<Enter> |
注意
リカバリ・カタログ・データベースの削除を行うと、過去に取得済みのバックアップ情報がすべて削除されます。リカバリ・カタログ・データベースの削除を行う前に、必ずオンラインバックアップの初期化を行って、バックアップファイルを削除してください。オンラインバックアップの初期化については、「10.1.8 rmfoinitbackup(オンラインバックアップ初期化コマンド)」を参照してください。
リカバリ・カタログ・データベース削除コマンドは、シングルサーバ構成の環境でのみ使用可能です。クラスタ構成の場合は、オンライン環境設定画面からリカバリ・カタログ・データベースの削除を行ってください。画面を使用して運用環境設定を行う方法については、「第3章 オンライン運用環境設定」を参照してください。
リカバリ・カタログ・データベース削除コマンドは、オンライン運用で使用するコマンドです。
コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。
コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。