Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
目次 前ページ次ページ

第2章 ジョブの設計に必要な知識> 2.4 ファイル管理機能

2.4.6 ファイルの世代管理機能

バッチジョブが実行時に作成するファイル資源のバックアップを保存し、ファイルの世代を管理します。世代の管理を行うファイルを“世代ファイル”と呼びます。

■世代ファイル名

世代管理を行うファイルの総称を“世代ファイル名”と呼びます。
世代ファイル名は、実際のファイル名ではなく、ファイルの世代管理機能を使用する場合に使用する仮想的なファイル名です。


世代ファイル名の長さは“255-(インストールディレクトリ名の長さ+60)”以下になるように設定してください。

■世代ファイル名と実際のファイル名の関係

ファイルの世代管理機能は、バッチジョブが新規に作成するファイルに対して世代ファイル内で一意の番号(“絶対世代番号”と呼びます)を割り振って各世代のファイルを管理します。


世代ファイル名“fileA"の最新世代の絶対世代番号が“2”の場合、実際のファイル名は以下の名前になります。

fileA.G0002 … 最新世代
fileA.G0001 … 1世代前
fileA.G0000 … 2世代前


下へ2.4.6.1 ファイルの世代管理機能の使用方法
下へ2.4.6.2 世代番号
下へ2.4.6.3 世代ファイルの作成
下へ2.4.6.4 世代ファイルの参照
下へ2.4.6.5 世代ファイルとその他のファイル管理機能について

目次 前ページ次ページ

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED