Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第2章 ジョブの設計に必要な知識 | > 2.4 ファイル管理機能 | > 2.4.6 ファイルの世代管理機能 |
世代ファイルとその他のファイル管理機能との関係を説明します。
世代ファイルを使用する場合、各世代の実際のファイル単位ではなく、世代ファイル単位(ディレクトリ名+世代ファイル名)に対してファイルの排他制御を行います。
排他の獲得と解除は、非世代ファイルと同じ契機です。排他の解除はジョブが使用する世代ファイルのバッチジョブ定義の[資源の後処理]の指定に基づいて行います。
世代ファイル名と同一名の非世代ファイルは指定できません。世代ファイル名と同一名の非世代ファイルを指定した場合、ジョブ実行時にエラーになります。
通常のファイルと同様に、資源定義の指定に基づいて各世代のファイル単位に行います。
通常のファイルと同様に、資源定義の指定に基づいて各世代のファイル単位に事前容量チェックを行います。
コマンドで論理ディレクトリ名を使用して世代ファイルを指定する場合、コマンド実行時に有効となっている論理ディレクトリ定義に基づいて世代ファイルのディレクトリを置き換えます。
btfwaddgenfileinfコマンドで論理ディレクトリ名を使用して世代ファイルを登録した場合、世代ファイルのディレクトリは、コマンド実行時に有効となっている論理ディレクトリ定義に基づいて決定します。
btfwaddgenfileinfコマンドで論理ディレクトリ名を使用して世代ファイルを登録した後に論理ディレクトリ定義を更新して、世代ファイル登録時に使用した論理ディレクトリ名に関する情報を変更した場合は、ジョブ実行時にファイルが存在しないエラーになる場合があります。
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