Interstage Studio ユーザーズガイド
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D.4 プロジェクトの自動更新
プロジェクトの移行に関する注意点のうち、以下のものはワークベンチのコマンドを用いて自動的に更新することができます。
これらの設定を自動的に変換するには、以下の手順に従ってください。
- "移行の手順"に従ってワークスペースまたはプロジェクトを本バージョンのワークベンチで利用可能にします。
- メニューバーから[プロジェクト] > [旧バージョンのプロジェクトの更新]を選択します。
- [旧バージョンのプロジェクトの更新]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの左側に設定の更新が必要なプロジェクトが表示されるので、更新するプロジェクトをチェックして[OK]をクリックします。
外部フォルダを参照するクラスパスを持つプロジェクトを更新する際には、続けてリンクフォルダ名とパス変数名を確認するダイアログボックスが表示されます。自動更新時にはここで指定したフォルダ名とパス変数を使用してプロジェクトにリンクフォルダが作成されます。必要に応じてリンクフォルダ名またはパス変数名を変更し、[OK]をクリックしてください。
- プロジェクト設定の更新が行われます。更新の状況はコンソールビューに表示されますので、更新が正常に行われたことを確認してください。
- 閉じているプロジェクトがある場合、そのプロジェクトは自動更新の対象になりません。更新したいプロジェクトを開いた状態にしてから自動更新を実施してください。
- 外部フォルダを参照するクラスパスを持つプロジェクトを更新する場合、あらかじめその外部フォルダがローカルのファイルシステムに存在することを確認してください。外部フォルダがファイルシステムに存在しない場合には、そのクラスパスは自動更新の対象になりません。
- 自動更新が行われた後に自動ビルドが実行された場合、クラスパスが正しく設定されているにも関わらずパッケージエクスプローラでプロジェクトにエラーマークが付くことがあります。このような場合にはプロジェクトを一度クリーンして再度ビルドするとエラーマークが消えます。
- Javaフォームの拡張機能(フォーム拡張機能)やアプレット支援ライブラリなどの、Java 5.0で提供されていないライブラリを使用している場合、ビルドエラーになります。このような場合は、JDK1.4をインストールし、ビルドに使用するJREシステムライブラリをJDK14に変更してください。(ビルドに使用するJREシステムライブラリを変更した場合、コンパイラ準拠レベルもJREシステムライブラリに合わせて変更する必要があります。)
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