Interstage Studio ユーザーズガイド
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付録D 旧資産からの移行> D.1 V8までの資産の移行に関する注意点

D.1.1 プロジェクトの移行に関する注意点

V8までのワークスペースを本バージョンのワークベンチで利用する場合および、V8までのプロジェクトをインポートして利用する場合には、ここに説明する注意点を参照ください。

+プロジェクトの構成ファイルの変更

プロジェクトの構成ファイルの内容がV8までのものから変更になっています。V8までのプロジェクトを利用する場合には必ず"プロジェクトの自動更新"を行ってから利用してください。

"プロジェクトの自動更新"を行わない場合、V8までのプロジェクトを正しくビルドすることはできません。ビルドを行うとエラーとなり、問題ビューに"旧バージョンのプロジェクトであるためビルドできません。旧バージョンのプロジェクトの更新を行ってください"というメッセージが表示されます。"プロジェクトの自動更新"を行ったあとは正しくビルドできるようになります。

+J2EEのdeployment descriptorの更新

Webアプリケーション、EJBまたはJ2EEアプリケーションクライアントのdeployment descriptorを以下のバージョンに更新する場合には、プロジェクトエクスプローラからプロジェクトを選択し、コンテキストメニューの[J2EEのDeployment Descriptorの更新]を実行してください。

更新前のバージョン

更新後のバージョン

Web2.3

Web2.4

EJB1.1

EJB2.0

J2EEアプリケーションクライアント1.2

J2EEアプリケーションクライアント1.3

EJB2.0からEJB2.1への更新は"EJB2.0からEJB2.1への移行"を参照してください。
J2EEアプリケーションクライアント1.3からJ2EEアプリケーションクライアント1.4への更新は"J2EEアプリケーションクライアント1.3からJ2EEアプリケーションクライアント1.4への移行"を参照してください。

+JARパッケージビルドツールの設定

V8までのJARパッケージビルドツールはJARパッケージャビルダに変更されました。V8までのJARパッケージビルドツールの設定はJARパッケージャビルダには引き継がれません。JARファイルに含めるリソースを指定していた場合には、以下のようにリソースの配置を見直してください。

+IDLコンパイラビルドツール

V8までのIDLコンパイラビルドツールはJavaプロジェクトでは提供されなくなりました。V8までのプロジェクトでIDLコンパイラビルドツールを使用していた場合、IDLコンパイルがビルド時に行われなくなります。ビルド時にIDLコンパイルが必要な場合は、IDLコンパイラ(idlc.exe)を外部ビルドツールとしてビルダに追加してください。


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