ストレージグループの情報の登録/削除を行います。
本コマンドは、Exchange Serverのバックアップ運用開始時、または、ストレージグループのファイル構成が変更された場合に実行します。本コマンドを実行すると、ストレージグループを構成する各ファイル(メールボックスストアとパブリックフォルダストアのデータベースファイル、トランザクションログファイル、チェックポイントファイル)とAdvancedCopy Managerデバイス名の情報が登録/削除されます。
指定方法
Exchange Server 2003の場合 [Exchangeデータベース情報を登録する場合] プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 [-evs Virtual-Server-Name] [-sgname Storage-Group-Name] [Exchangeデータベース情報を削除する場合] プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 [-evs Virtual-Server-Name] -clean Exchange Server 2007の場合 [Exchangeデータベース情報を登録する場合] プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_exchange [-evs Virtual-Server-Name] [-sgname Storage-Group-Name] [Exchangeデータベース情報を削除する場合] プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_exchange [-evs Virtual-Server-Name] -clean
オプションの説明
オプション | 説明 |
---|---|
-sgname | ストレージグループ名を指定します。 |
-clean | Exchange Serverから削除されたストレージグループの情報を削除する場合に指定します。 |
-evs | クラスタ運用を行っている場合、Exchange仮想サーバ(EVS)の名前を指定します。 |
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
実行例
ストレージグループFirstStorageGroupを登録します。
C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 -sgname FirstStorageGroup swsrpdbinfo_ex2k3 successfully completed C:¥>
不要なストレージグループ情報を削除します。
C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 -clean swsrpdbinfo_ex2k3 successfully completed C:¥>
注意
次のような場合は、データベース情報の登録ができません。
指定したストレージグループが存在しないとき。
注意
Exchange Server 2007の場合、ストレージグループ内の全てのストア(データベース)をマウントした状態で本コマンドを実行してください。
ストレージグループ内の一部のストアがディスマウントされている場合、ディスマウントされているストアの情報は登録されません。
ストレージグループ内の全てのストアがディスマウントされている場合、本コマンドは異常終了します。
注意
次のコマンドの実行中は、本コマンドを実行することができません。