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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

12.6.1 Exchangeデータベース情報登録コマンド(swsrpdbinfo_ex2k3/swsrpdbinfo_exchange)

ストレージグループの情報の登録/削除を行います。

本コマンドは、Exchange Serverのバックアップ運用開始時、または、ストレージグループのファイル構成が変更された場合に実行します。本コマンドを実行すると、ストレージグループを構成する各ファイル(メールボックスストアとパブリックフォルダストアのデータベースファイル、トランザクションログファイル、チェックポイントファイル)とAdvancedCopy Managerデバイス名の情報が登録/削除されます。

  1. 指定方法

    Exchange Server 2003の場合
    
    [Exchangeデータベース情報を登録する場合]
    プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3  [-evs Virtual-Server-Name]
                                                  [-sgname Storage-Group-Name]
    
    [Exchangeデータベース情報を削除する場合]
    プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 [-evs Virtual-Server-Name] -clean
    
    Exchange Server 2007の場合
    
    [Exchangeデータベース情報を登録する場合]
    プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_exchange  [-evs Virtual-Server-Name]
                                                     [-sgname Storage-Group-Name]
    
    [Exchangeデータベース情報を削除する場合]
    プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_exchange [-evs Virtual-Server-Name] -clean
  2. オプションの説明

    オプション

    説明

    -sgname

    ストレージグループ名を指定します。
    本オプションを省略すると全てのストレージグループ情報が登録されます。
    スペースを含むストレージグループ名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。

    -clean

    Exchange Serverから削除されたストレージグループの情報を削除する場合に指定します。

    -evs

    クラスタ運用を行っている場合、Exchange仮想サーバ(EVS)の名前を指定します。
    クラスタ運用を行っていない場合は、指定の必要はありません。

  3. 終了ステータス

    =0:正常終了
    >0:異常終了

  4. 実行例

    ストレージグループFirstStorageGroupを登録します。

    C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 -sgname FirstStorageGroup
    swsrpdbinfo_ex2k3 successfully completed
    C:¥>

    不要なストレージグループ情報を削除します。

    C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_ex2k3 -clean
    swsrpdbinfo_ex2k3 successfully completed
    C:¥>

注意

次のような場合は、データベース情報の登録ができません。

  • 指定したストレージグループが存在しないとき。

注意

Exchange Server 2007の場合、ストレージグループ内の全てのストア(データベース)をマウントした状態で本コマンドを実行してください。

ストレージグループ内の一部のストアがディスマウントされている場合、ディスマウントされているストアの情報は登録されません。

ストレージグループ内の全てのストアがディスマウントされている場合、本コマンドは異常終了します。