MessageQueueDirector説明書 |
目次
索引
![]() ![]() |
第2部 拡張機能編 | > 第4章 イベントチャネル連携サービス | > 4.2 機能 |
送信側のサーバと受信側のサーバでプラットフォームの違いなどにより文字コードが異なる場合に送受信するメッセージに対して文字コードの変換を行う機能です。
イベントチャネル連携サービスでは、CORBAサービスの文字コードの変換機能を利用してメッセージに対する文字コードの変換を行います。
文字コードの変換が可能な組み合わせを表1.5に示します。
送信側のサーバの文字コード |
受信側のサーバの文字コード(注1) |
|
EBCDICおよびJEF(英小文字使用) |
EBCDICおよびJEF(半角カナ使用) |
|
ASCIIおよびシフトJIS |
|
|
EBCDICおよびJEF(英小文字使用) |
EBCDICおよびJEF(半角カナ使用) |
|
ASCIIおよびEUC |
文字コードの変換が可能なメッセージの形式を表1.6に示します。
送信側のサーバの非同期メッセージ基盤 |
メッセージの形式 |
ノーティフィケーションサービス |
wchar |
string |
|
wstring |
|
JMS |
TextMessage |
|
文字列データだけで作成したメッセージ |
文字コードの変換を行うときの設定方法は“環境変数およびシステムの設定”を参照してください。
文字コードの変換が失敗した場合、当該メッセージを格納している送信キューの後続のメッセージは、運用操作で当該メッセージを削除するまで送信されません。
パッキング送信中にエラーが発生した場合は、一時的にパッキング送信を1通づつの送信に切り替え、送信をリトライします。そのため、送信異常メッセージがキューの先頭になって送信が停止します。
ユーザがキューの先頭にある送信異常メッセージに対する対処をした後に送信を再開すると、再びパッキング転送で送信を行います。
図1.21に概念図を示します。
目次
索引
![]() ![]() |