ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第11章 運用保守 | > 11.4 運用環境の変更 |
クラスタ運用を行っていない場合の運用環境の変更について説明します。
以下の手順にて、Storage管理サーバのIPアドレスを変更します。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用しており、物理IPアドレスのみが変更になる場合は、手順2と7のみを行ってください。それ以外の場合はすべての手順を行ってください。
変更対象のStorage管理サーバがStorageサーバを兼ねているか確認します。兼ねている際に、変更対象となるStorage管理サーバにて、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームを定義している場合は、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照し、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
Storage管理サーバにて、システムのIPアドレスの変更を行います。
Storage管理サーバにて、管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
当該Storage管理サーバが管理している全Storageサーバ上で管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、StorageサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
当該Storage管理サーバが管理している全テープサーバ上で管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、テープサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
Storage管理サーバでAdvancedCopy Managerの各種デーモンを再起動します。再起動の方法については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
Webクライアントを使用していて、Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用している場合には、認証関連ファイルの設定を変更します。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書 13.2』の「認証関連ファイルの設定」を参照し、論理IPアドレス変更時には論理IPアドレス定義部を新しい論理IPアドレスに、物理IPアドレスの変更時には物理IPアドレス定義部を新しい物理IPアドレスに変更してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します。
Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』で、「レプリケーション運用」の「事前準備」の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください。
クラスタ運用での変更については、「Storage管理サーバ業務のIPアドレスの変更」を参照してください。
以下の手順にて、StorageサーバのIPアドレスを変更します。
Storageサーバを論理IPアドレスで運用しており、物理IPアドレスのみが変更になる場合は、作業は不要となります。
変更対象となるStorageサーバにて、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームを定義している場合は、StorageサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照し、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
変更対象となるStorageサーバにて、AdvancedCopy Managerのデーモンを停止します。停止方法の詳細については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
Storageサーバにて、システムのIPアドレスの変更を行います。
Storageサーバにて、AdvancedCopy Managerのデーモンを起動します。起動方法の詳細については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
Storage管理サーバにて、サーバ情報変更コマンドを使用してIPアドレスの変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)」を参照してください。
当該Storageサーバに対応付けがされているテープサーバにて、サーバ情報変更通知コマンドを使用してテープサーバ管理情報へIPアドレスの変更を反映させます。サーバ情報変更通知コマンドの詳細については、「サーバ情報変更通知コマンド(tbomodsrv)」を参照してください。また、どのテープサーバに対応付けがされているかは、Storageサーバ構成情報表示コマンド(acmsvrdisp)で確認できます。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します。
Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』で、「レプリケーション運用」の「事前準備」の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください。
クラスタ運用での変更については、「Storageサーバ業務のIPアドレスの変更」を参照してください。
以下の手順にて、テープサーバのIPアドレスを変更します。
テープサーバの運用形態に合わせて以下の手順を行います。
テープサーバが、Storage管理サーバと兼用の場合は、「Storage管理サーバのIPアドレスの変更」を参照してください。テープサーバがStorageサーバと兼用の場合は、「StorageサーバのIPアドレスの変更」を参照してください。
テープサーバとしてのみ運用している場合は、Storageサーバの場合と手順は同じです。「StorageサーバのIPアドレスの変更」を参照してください。
当該テープサーバに対応付けがされている全Storageサーバにて、Storageサーバ構成情報設定コマンドを実行して、テープサーバの対応付け情報を更新します。Storageサーバ構成情報設定コマンドの詳細については、「Storageサーバ構成情報設定コマンド(acmsvrset)」を参照してください。
以下の手順にて、Storage管理サーバのポート番号を変更します。
変更対象のStorage管理サーバがStorageサーバを兼ねているか確認します。兼ねている際に、変更対象となるStorage管理サーバにて、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームを定義している場合は、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照し、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
Storage管理サーバにて、/etc/services に記載されている、AdvancedCopy Managerの通信デーモン(stgxfws)のポート番号を変更します。なお、Storage管理サーバ業務としてクラスタ運用している場合には、Storage管理サーバ業務用の通信デーモン(stgxfws_論理ノード名)のポート番号を変更してください。
Storage管理サーバにて、管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
当該Storage管理サーバが管理している全Storageサーバ上で管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、StorageサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
当該Storage管理サーバが管理している全テープサーバ上で管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、テープサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
Storage管理サーバでAdvancedCopy Managerの各種デーモンを再起動します。再起動の方法については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します。
Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』で、「レプリケーション運用」の「事前準備」の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください。
クラスタ運用での変更については、「Storage管理サーバ業務のポート番号の変更」を参照してください。
以下の手順にて、Storageサーバのポート番号を変更します。
変更対象となるStorageサーバにて、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームを定義している場合は、StorageサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照し、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
変更対象となるStorageサーバにて、AdvancedCopy Managerのデーモンを停止します。停止方法の詳細については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
Storageサーバにて、AdvancedCopy Managerの通信デーモン(stgxfws)のポート番号を変更します。
なお、Storageサーバ業務としてクラスタ運用している場合には、Storageサーバ業務用の通信デーモン(stgxfws_論理ノード名)のポート番号を変更してください。
Storageサーバにて、AdvancedCopy Managerのデーモンを起動します。起動方法の詳細については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
Storage管理サーバにて、サーバ情報変更コマンドを使用してポート番号の変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)」を参照してください。
当該Storageサーバに対応付けがされているテープサーバにて、サーバ情報変更通知コマンドを使用してテープサーバ管理情報へポート番号の変更を反映させます。サーバ情報変更通知コマンドの詳細については、「サーバ情報変更通知コマンド(tbomodsrv)」を参照してください。また、どのテープサーバに対応付けがされているかは、Storageサーバ構成情報表示コマンド(acmsvrdisp)で確認できます。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します。
Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』で、「レプリケーション運用」の「事前準備」の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください。
クラスタ運用での変更については、「Storageサーバ業務のポート番号の変更」を参照してください。
以下の手順にて、テープサーバのポート番号を変更します。
テープサーバの運用形態に合わせて以下の手順を行います。
テープサーバが、Storage管理サーバと兼用の場合は、「Storage管理サーバのポート番号の変更」を参照してください。テープサーバがStorageサーバと兼用の場合は、「Storageサーバのポート番号の変更」を参照してください。
テープサーバとしてのみ運用している場合は、Storageサーバの場合と手順は同じです。「Storageサーバのポート番号の変更」を参照してください。
当該テープサーバに対応付けがされている全Storageサーバにて、Storageサーバ構成情報設定コマンドを実行して、テープサーバの対応付け情報を更新します。Storageサーバ構成情報設定コマンドの詳細については、「Storageサーバ構成情報設定コマンド(acmsvrset)」を参照してください。
以下の手順にて、Storage管理サーバのサーバ名を変更します。
変更対象のStorage管理サーバがStorageサーバを兼ねているか確認します。Storageサーバを兼ねている場合は、Storageサーバのサーバ名の変更の手順に従ってください。その後、手順3,4を行ってください。
Storage管理サーバにて、サーバ情報変更コマンドを使用してサーバ名の変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)」を参照してください。
当該Storage管理サーバが管理している全Storageサーバ上で管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、StorageサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
当該Storage管理サーバが管理している全テープサーバ上で管理サーバ情報変更コマンドを実行します。管理サーバ情報変更コマンドの詳細については、テープサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「管理サーバ情報変更コマンド(stgcmmodnode)」を参照してください。
クラスタ運用での変更については、「Storage管理サーバ業務のサーバ名の変更」を参照してください。
以下の手順にて、Storageサーバのサーバ名を変更します。
変更対象となるStorageサーバにて、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームを定義している場合は、StorageサーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照し、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
Storage管理サーバにて、サーバ情報変更コマンドを使用してサーバ名の変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「サーバ情報変更コマンド」を参照してください。
当該Storageサーバに対応付けがされているテープサーバにて、サーバ情報変更通知コマンドを使用してテープサーバ管理情報へサーバ名の変更を反映させます。サーバ情報変更通知コマンドの詳細については、「サーバ情報変更通知コマンド(tbomodsrv)」を参照してください。また、どのテープサーバに対応付けがされているかは、Storageサーバ構成情報表示コマンド(acmsvrdisp)で確認できます。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します。
Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』で、「レプリケーション運用」の「事前準備」の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください。
クラスタ運用での変更については、「Storageサーバ業務のサーバ名の変更」を参照してください。
以下の手順にて、テープサーバのサーバ名を変更します。
テープサーバの運用形態に合わせて以下の手順を行います。
テープサーバが、Storage管理サーバと兼用の場合は、「Storage管理サーバのサーバ名の変更」を参照してください。
テープサーバがStorageサーバと兼用の場合は、「Storageサーバのサーバ名の変更」を参照してください。
テープサーバとしてのみ運用している場合は、Storageサーバの場合と手順は同じです。「Storageサーバのサーバ名の変更」を参照してください。
当該テープサーバに対応付けがされている全Storageサーバにて、Storageサーバ構成情報設定コマンドを実行して、テープサーバの対応付け情報を更新します。Storageサーバ構成情報設定コマンドの詳細については、「Storageサーバ構成情報設定コマンド(acmsvrset)」を参照してください。
デバイス構成の変更とは、以下の事を指します。
マウント名の変更
FileSystem運用からRawDevice運用の変更
パーティションの容量変更(主にLUNの再作成)
パーティションの開始位置変更(主にLUNの再作成)
デバイス構成の変更は、以下の手順にて行います。なお、本処理は、デバイス構成を変更するボリュームが格納されているディスク内の全ボリュームが対象となります。
対象となるディスク内にバックアップ対象の業務ボリュームが存在しているか確認します。存在している場合は、業務ボリュームの削除を行います。業務ボリュームの削除方法については、「業務ボリュームの削除」を参照してください。
対象となるディスク内にバックアップボリュームが存在しているか確認します。存在している場合は、バックアップボリュームの削除を行います。バックアップボリュームの削除方法については、「バックアップボリュームの削除」を参照してください。
デバイス構成の変更を行います。
変更後のデバイス構成をAdvancedCopy Managerの管理簿に反映させる必要がありますので、AdvancedCopy Managerに対して、デバイス情報の変更処理を行います。デバイス情報の変更方法については、「Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込み」を参照してください。
削除した業務ボリュームまたはバックアップボリュームを再度バックアップ運用に組み込みます。業務ボリュームまたはバックアップボリュームの追加方法については、「デバイスの運用種別設定」を参照してください。
業務ボリューム/バックアップボリュームを削除する(手順1、2)前にデバイス構成の変更(手順3)を行った場合、履歴情報の削除やバックアップ同期処理のキャンセルができないために、業務ボリューム/バックアップボリュームの削除が行えない場合があります。この場合は、緊急操作モードを利用して履歴情報の削除やバックアップ同期処理のキャンセルを行ってください。
緊急操作モードについては、「履歴情報削除コマンド(acmhistdel)」および「バックアップ同期処理キャンセルコマンド(acmcancelsync)」の説明を参照してください。
Storage管理サーバに複数のネットワークカードが装着されており、Storageサーバとの通信するIPアドレス(Storage管理サーバ導入時のデータベース作成の際に指定したIPアドレス)とGUIクライアントを使用する際に指定するIPアドレスを分けて運用するには、GUI接続情報設定コマンドを使用してGUI接続用IPアドレスを変更します。
GUI接続情報設定コマンドについては、「GUI接続情報設定コマンド(stgguiipset)」を参照してください。
AdvancedCopy Managerのマネージャ導入時のリポジトリのセットアップで指定した“リポジトリアクセスユーザー”に関し、ユーザーをOS上で削除した場合や、指定したユーザ名に対するパスワードをOS上で変更した場合は、リポジトリアクセスユーザー変更コマンドを使用して“リポジトリアクセスユーザー”の情報を再設定します。
リポジトリアクセスユーザー変更コマンドについては、「リポジトリアクセスユーザー変更コマンド(stguserset)」を参照してください。
クラスタ運用での変更については、「リポジトリアクセスユーザーに指定したユーザーの削除/パスワードの変更」を参照してください。
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