Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 -
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第2章 グローバルサーバを監視する

2.5 被監視システム側の定義

被監視システムがMSP、F4 MSP、XSP、およびOS/390(R)の場合のMC/FSOCKETの定義について説明します。監視対象により、必要な作業が異なりますので注意してください。

グローバルサーバのサブシステムを監視する場合とグローバルサーバの業務を監視する場合は、Systemwalker Centric Manager GEEで監視することができます。PRIMEQUEST上のLinuxでは監視することはできません。

なお、MC/FSOCKETの定義の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。

作業項目

監視対象

システム(注5)

サブシステムだけ(注6)

ワークユニットだけ(注6)

サブシステムとワークユニット(注6)

監視イベント種別番号の定義(注1)

補助メッセージリストの登録(注2)

環境定義体の設定

ワークユニット監視定義体の設定

-

-

アプリケーション監視の設定

-

○(注3)

○(注4)

○(注3)

起動用カタログドプロシジャの確認

-

○ : 作業が必要
- : 作業は不要

注1)
定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、トラブル種別定義体です。
注2)
定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、監視メッセージ定義体です。
注3)
KKVAPL00を編集します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。
注4)
KKVAPL0Iをそのまま使用します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。
注5)
システムを監視する機能は、被監視システムがMSP、F4 MSP、XSP、およびOS/390(R)の場合に使用できる機能です。
注6)
サブシステムまたはワークユニットを監視する機能は、被監視システムがMSP、XSPの場合に使用できる機能です。

■被監視システムの説明を読むときの注意

これらのMC/FSOCKETの定義を行う場合、作業完了後MC/FSOCKETを再起動してください。起動/停止の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。

被監視システムがMSP、F4 MSP、XSP、およびOS/390(R)の場合に、その説明を読むときには以下のことを注意してください。被監視システムが異なると、用語、データセット名またはファイル名の名称は違います。以下にその違いを示します。

MSP、F4 MSP、OS/390(R)の用語

XSPの用語

MSP

XSP

データセット

ファイ

DD名

アクセス

 

MSP、F4 MSP、OS/390(R)のデータセット名

XSPのファイル名

'SYS1.PROCLIB'

'SYS.システム名.PROCLIB'

'SYS1.SAMPLIB'

'SYS.システム名.MDFYSRC' または'SYS.システム名.MDFYCNTL'

'SYS1.xxxxxxxx' (注1)

'SYS.システム名.yyyyyyyy' (注2)

注1)
xxxxxxxxの値はシステムによって違います。MSPの場合、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。F4 MSPの場合、FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATRです。OS/390(R)の場合、CMGRPRM, CMGRMSG, CMGRATRです。
注2)
yyyyyyyyの値は、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。

下へ2.5.1 [監視イベント種別番号]の定義
下へ2.5.2 補助メッセージリストの登録
下へ2.5.3 環境定義体の設定
下へ2.5.4 ワークユニット監視定義体の設定
下へ2.5.5 アプリケーション監視の設定
下へ2.5.6 起動用カタログドプロシジャの確認

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