Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 - |
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第2章 グローバルサーバを監視する | > 2.5 被監視システム側の定義 |
補助メッセージリストの登録方法を説明します。被監視システムがMSP、F4 MSP、XSPおよびOS/390(R)の場合は、メッセージの発生を日本語で通知することができます。通常、被監視システムからのメッセージは英語であり、[監視イベント一覧]、または[メッセージ一覧]ウィンドウでは、英語メッセージを監視します。メッセージを日本語で監視したい場合は、メッセージに対して日本語の補助メッセージを登録します。補助メッセージを登録したメッセージが発生すると、[システム状態]ウィンドウに、登録した日本語メッセージが表示されます。
どのメッセージをどの補助メッセージで監視するかは、MC/FSOCKETで定義しますが、そのためには、あらかじめ、表示する補助メッセージの一覧を作成する必要があります。
補助メッセージリストの利用概要を“図:補助メッセージリストの利用概要”に示します。
Systemwalker Centric Manager GEEでは、補助メッセージ番号1から100を予約しており、標準的な補助メッセージを用意しています。そのメッセージの内容については“補助メッセージ”を参照してください。補助メッセージリストでは“補助メッセージ”に示す以外の補助メッセージを使う場合に定義します。
補助メッセージリスト登録ファイルの標準定義が、下記のファイルに設定されています。
文字コードの環境 |
ファイル名 |
SJIS環境 |
opasubmsg.sjis |
EUC環境 |
opasubmsg.euc |
UTF-8環境 |
opasubmsg.utf8 |
英語環境 |
opasubmsg.eng |
利用環境に応じて、上記のファイル名前を“opasubmsg”に変更することにより標準定義で動作が可能になります。
補助メッセージリスト登録ファイル“/etc/opt/FJSVsagt/opasubmsg”に補助メッセージを定義します。本定義はSystemwalker Centric Managerの再起動時に有効となります。補助メッセージリスト登録ファイルを変更した場合、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
以下の形式で定義してください。
SubmsgText
文字コード |
長さ |
EUC、SJIS |
60バイト以内 |
UTF-8 |
120バイト以内 |
運用管理サーバがUTF-8環境の場合、入力した記事の長さが、UTF-8に変換した後に120バイト以内に収まるように再設定してください。
参考)UTF-8環境を利用する場合の注意について説明します。
UTF-8の特徴は、以下の2点があります。
・EUCやSJISでは表示できない文字が含まれます。
・文字列を入力する際に必要なデータ量(バイト数)が、SJISに比べて多くなります。
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