Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 - |
目次 索引 |
第7章 グローバルサーバの監視方法・操作方法 |
被監視システムの状態を監視する方法を説明します。[Systemwalkerコンソール]の[操作]メニューから[システム状態の表示]を選択すると、[システム状態]ウィンドウが表示されます。ここでは、被監視システムごとに状態情報が表示されます。
[システム状態]ウィンドウに監視対象とするシステムを表示するためには、[ファイル]メニューから[システム追加]を選択し、[システム追加]ウィンドウを表示します。[システム追加]ウィンドウには、監視可能なシステムが一覧表示されますので、監視対象として追加するシステムを選択(複数選択も可能)し、[OK]ボタンをクリックします。
被監視システムの状態情報は、被監視システムによって“図:状態情報の表示形式”に示す形式で表示されます。
6.から10.の情報は、一定時間ごとに変化する動的状態情報です。これらの動的状態情報は、被監視システムが運転中の場合にだけ表示されます。また、情報の表示位置およびそれぞれの情報を表示するかどうかは、被監視システムのMC/FSOCKETの定義にしたがいます。
被監視システムがAVM/EX、SXOおよびOS/390(R)の場合は、6.から10.の動的状態情報は表示されません。
状態表示 |
色(注5) |
状態の意味 |
該当する被監視システム |
|||
MSP,F4 MSP, XSP,OS/390 |
AVM |
SXO |
||||
主&代(注1) |
主 (注1) |
|||||
SVPM断 |
白 |
Systemwalker Centric Manager GEEとSVPMとの通信路が切断されている状態です。以下の理由が考えられます。
|
○ |
|
○ |
|
電源断 |
以下のどれかの状態です。
|
○ |
|
○ |
|
|
停止中 |
ライトブルー |
被監視システムの電源は投入されていますが、ソフトウェアが起動されていません。 |
○ |
|
○ |
|
運転中 |
緑 |
被監視システムが動作している状態です。(注2) |
○ |
○ |
○ |
○ |
中断 |
黄 |
代替監視パスから主監視パス、またはその逆に移行中に一時的に発生する状態です。長時間表示される場合は、ほかの異常が考えられます。 |
○ |
|
|
|
Systemwalker Centric Manager GEEと被監視システムとの通信路が切断されている状態です。以下の理由が考えられます。
|
|
○ |
|
○ |
||
AVM/EXの“SY2 F”コマンドにより、AVM/EXとSVPの間の論理的な通信路が切断された状態です。 |
○ |
|
○ |
|
||
無応答 |
赤 |
主監視パスで通信中に、被監視システムから応答がなくなった状態です。被監視システムで処理が滞っているか、通信経路の異常が考えられます。 |
○ |
○ |
|
○ |
DOWN中 |
被監視システムがシステムダウンした状態です。 |
○ |
|
○ |
|
|
DUMP中 |
被監視システムホストでダンプが採取されている状態です。(注4) |
○ |
|
|
|
|
文字なし |
白 |
情報不足のため状態が確認できません。 |
○ |
○ |
○ |
○ |
被監視システムがMSP、F4 MSP、XSPおよびOS/390(R)の場合は、MC/FSOCKETの定義によって補助メッセージを利用することができます。補助メッセージは、メッセージを日本語で監視する場合のメッセージ文字列です。被監視システムのMC/FSOCKETで補助メッセージの定義をしたメッセージについては、そのメッセージが発生すると登録した補助メッセージが表示されます。補助メッセージについては、“補助メッセージリストの登録”を参照してください。
補助メッセージは、1つのシステムに対して1つだけ表示されます。1つのシステムで補助メッセージの登録されたメッセージが連続して発生した場合は、最新の補助メッセージのみが表示されます。
表示されている補助メッセージを画面から削除する場合は、[システム状態]ウィンドウの[表示]メニューから[補助メッセージの削除]または[すべての補助メッセージを削除]を選択します。[補助メッセージの削除]を選択すると、現在アクティブになっている子ウィンドウ(システムの状態を表示しているウィンドウ)の補助メッセージを削除します。[すべての補助メッセージを削除]を選択すると、現在監視している子ウィンドウ(システムの状態を表示しているウィンドウ)で表示されているすべての補助メッセージを削除します。
目次 索引 |