Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 - |
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第7章 グローバルサーバの監視方法・操作方法 | > 7.5 被監視システムを操作する |
[Systemwalkerコンソール]より、[ハード監視制御]ウィンドウを起動することができます。[Systemwalkerコンソール]から監視・操作対象のSVPMフォルダを選択し、[操作]メニューから[指定オブジェクト]-[ハード監視]を選択することにより、[ハード監視制御]ウィンドウを起動します。
[ハード監視制御]ウィンドウでは、SVPMコンソールの以下のフレームを使って、SVPM配下のハードウェアやAVM/EXの操作ができます。
各フレームの操作方法
各フレームの操作方法は、各グローバルサーバのオペレータズガイド、または“F6961統合監視装置(FTOPS-II)使用手引書”を参照してください。
ただし、Systemwalker Centric Manager GEEでは、SVPM/SVPM-S およびFTOPS-IIコンソールに比べ、以下の機能が使用できません。
- 全フレームでフレーム域の[画面コピー]ボタンがありません。
- メッセージフレームの[ログ保存]ボタンがありません。
- スケジュール設定フレームおよび構成制御フレームの[フロッピィ]ボタンがありません。
ハード監視制御フレーム
ハード監視制御フレームの制御指示で、次の項目は指示の実行結果が指示画面に表示されません。指示の実行結果については、メッセージフレームの表示メッセージで確認してください。
- 監視装置状態表示フレームの監視装置電源切断
- ユーティリティ選択画面の強制時刻同期
構成制御フレーム
構成制御フレームでは、監視装置がFTOPS-IIの場合は使用できません。
また、監視対象システムが、SCMPセクション共用モードで動作するGSマルチクラスタシステムの場合、SCMP構成の構築/変更を行うことができません。操作が必要な場合は、SVPM/SVPM-Sコンソールで行ってください。
監視装置が SVPM-S の場合
スケジュールフレームでのスケジュール設定機能に関して、SVPM と SVPM-S でサポート機能差があります。
SVPM-S では SVPM/FTOPS-II に比べて SYS ON 指示以外の、次の機能をサポートしていません。
監視装置が SVPM-S の場合、設定しないでください。
SVPM-Sコンソールにあるパネルフレームは、Systemwalker Centric Manager GEEではサポートしていません。このため対象システムの監視装置を含んだ電源投入制御は行うことができません。
対象システムのクラスタ、および周辺装置の電源制御は、ハード監視制御フレームで行ってください。
SVPM-Sコンソールにあるパスワードロック機能は、Systemwalker Centric Manager GEEではサポートしていません。 コンソール操作制御機能を利用してください。
監視装置の時刻変更時に、監視装置の再起動実行の制御指示サブウィンドウが表示されません。
監視装置の再起動は、SVPM-Sコンソール、または監視装置自身の制御パネルで操作してください。
監視装置運用系/待機系のフラグコードは、SVPM-Sコンソールの監視装置状態表示サブフレームのそれぞれ独立した表示域に表示されます。
Systemwalker Centric Manager GEE では SVPMコンソールと同様に、監視装置状態表示サブフレームの同じ表示域に表示されます。そのため、以下を注意してください。
なお、運用系/待機系両方のフラグコード発生監視は、Systemwalker コンソールのメッセージ監視でも可能です。その場合はハード監視制御フレームの表示は不要です。
[Systemwalkerコンソール]より[ハード監視制御]ウィンドウを起動するためには、あらかじめPC-Xの起動環境を設定するとともに、接続環境と被監視システムの関係を定義しておく必要があります。
PC-Xの起動環境の設定方法については、“PC-X起動環境の定義”を参照してください。接続環境と被監視システムの関係は、SVPMフォルダの[ハード監視]タブで設定します。設定方法は、“SVPMフォルダの編集”を参照してください。
[ハード監視制御]ウィンドウを使用する場合は、以下の点に注意してください。
なお、運用管理サーバ(Systemwalker Centric Manager GEE)に接続しているSVPM、SVPM-S/FTOPS-IIが複数ある場合は、それぞれのSVPM、SVPM-S/FTOPS-IIの[ハード監視制御]ウィンドウを同一の運用管理クライアント上、または異なる運用管理クライアント上に同時に表示することができます。
[ハード監視制御]ウィンドウを起動できるSystemwalkerコンソールのルールを以下に示します。
[ハード監視制御]ウィンドウの操作時の異常について説明します。
[ハード監視制御]ウィンドウからの操作時に、以下のメッセージが表示された場合の対処方法を示します。
現象:“コンソール操作制御へのリクエスト送信に失敗しました。ERR-CODE=1003”
対処: [ハード監視制御]ウィンドウを一端終了させ、再度、起動します。
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