Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.1 ポリシー情報

2.1.15 ネットワーク管理の監視情報ファイル

■ファイル名

任意(*.*)
または
P_MpNetmgr_PO.ini

■使用用途

mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)、およびmpnmpget(ネットワーク管理ポリシー移出コマンド)で出力するファイルです。

mppolcollectにて出力する場合は、ファイル名はP_MpNetmgr_PO.iniとなります。

mpnmpgetにて出力する場合は、ファイル名は任意で指定することができます。

mpnmpset(ネットワーク管理ポリシー移入コマンド)にて、-fオプション指定時の入力ファイルとして使用します。

■格納場所

Windows

任意

Solaris
Linux

任意

■ファイル形式

ここでは、ポリシー情報ファイルの基本構文を説明します。

また、以下の構成で各ポリシーの記述方法を説明します。

■基本構

パラメタの記述形式を以下に示します。

[Section]
Key=Value1, Value2, "Value3"...

■パラメタ

Section:
以下の値を指定します。
CM:
共通を設定する場合に指定します。
ND:
ノード検出を設定する場合に指定します。
NS:
ノード状態の監視、表示を設定する場合に指定します。
MT:
MIB監視を設定する場合に指定します。
NAM:
DHCPクライアントの監視を設定する場合に指定します。

さらに詳細情報は以下に指定します。

CM-EX:
共通を設定している場合、監視設定の詳細を指定します。
ND-EX:
ノード検出を設定している場合、検出対象の詳細を指定します。
EXTENSION:
ノード状態の監視を設定している場合、監視設定の詳細を指定します。
MT-UNIT:
MIB監視設定のMIB名を設定する場合に指定します。
MT-CND:
MIB監視設定のしきい値を設定する場合に指定します。
MT-VAR:
MIB監視設定のVarBindを設定する場合に指定します。
NAM-ENTRY:
DHCPクライアントの監視を設定している場合、監視対象のホストを指定します。
Key:
セクション配下で一意となるASCII文字列を32文字以内で指定します。

なお、MIB監視での[MT]以外のセクションについては、その所属がわかるように区切り文字として「#」を指定してください。

記述例:

PO1,PO2,..,PO100というように設定数がわかるようにインディックスをつけることをおすすめします。

Value:
CSV形式でポリシーの値を指定します。

文字列については、以下の形式で指定します。

■参照

mpnmpget(ネットワーク管理ポリシー移出コマンド)
mpnmpset(ネットワーク管理ポリシー移入コマンド)
mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)

下へ2.1.15.1 共通の設定
下へ2.1.15.2 ノード検出の設定
下へ2.1.15.3 稼働監視(通常モード)
下へ2.1.15.4 ノード状態の表示(互換モード)
下へ2.1.15.5 仮想ノードの監視(通常モード)
下へ2.1.15.6 ノード状態の監視(互換モード)
下へ2.1.15.7 MIB監視の設定
下へ2.1.15.8 DHCPクライアントの監視

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