Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.1 ポリシー情報> 2.1.15 ネットワーク管理の監視情報ファイル

2.1.15.2 ノード検出の設定

パラメタの記述形式を以下に示します。

[ND]
PO0=設定先種別, 設定先, 設定有効フラグ, 検出対象絞込みフラグ,
検出対象絞込みマスク, 検出モード, カスタムモード動作マスク, ICMP多重度,
導入支援オプション, タイムアウト, リトライ回数, 動作時間設定タイプ,
ポーリング間隔, 動作時間帯フラグ, 監視時間帯設定数, 開始時刻(注1),
終了時刻(注1), 動作時刻数, 動作時刻(注2)

[ND-EX]
PO0=検出対象, SNMPバージョン, プロパティ変更フラグ

注1) 開始時刻および終了時刻の対で複数設定可能

注2) 時刻は複数設定可能

■[ND]セクションのパラメタ

設定先種別(文字列):
ポリシー設定を行う設定先を記述します。設定先には、以下の文字列を指定します。
”DV”:
部門に対して指定する場合
”SG”:
ネットワークに対して指定する場合
設定先(256文字以内の文字列):
設定先種別によって以下を指定します。
設定先種別が”DV”の場合:
管理サーバとなるノードに所属するインタフェースのホスト名またはIPアドレスを指定します。
設定先種別が”SG”の場合:
ネットワークアドレスを指定します。
設定有効フラグ(2バイトの数値):
無効を指定した場合、監視は行われません。
0:
無効
1:
有効
検出対象絞り込みフラグ(2バイトの数値):
検出対象の絞り込みを行うかどうかを指定します。
0:
検出対象の絞り込みを行わない
1:
検出対象の絞り込みを行う
検出対象絞り込みマスク(2バイトの数値):
検出対象を指定します。
1:
ルータ
2:
ハブ
3:
ルータとハブ
検出モード(2バイトの数値):
検索方法を指定します。
1:
ARPテーブルを参照して高速にノードの検出
2:
ICMPを使用して確実にノードを検出 ICMPの多重度は10
3:
設定を自由にカスタマイズ
カスタムモード動作マスク(2バイトの数値):
検出モードにカスタムを指定した場合に、その動作を指定します。
1:
ARPテーブルを参照する
2:
ICMPを使用する
3:
ARPテーブルを参照する かつICMPも同時に使用する
ICMP多重度(2バイトの数値):
カスタムモード動作マスクで「2または3(ICMPを使用する)」を指定した場合のICMPの多重度を指定します(1〜256)。
導入支援オプション(2バイトの数値):
導入支援情報の設定を行うかどうかを指定します。

Systemwalker Centric Manager 11.0/V11.0L10以降のサーバに対する設定の場合、必ず0を指定してください。

0:
導入支援情報の設定を行わない
1:
導入支援情報の設定を行う
タイムアウト(2バイトの数値):
ポーリングのタイムアウト時間を秒単位で指定します(1〜3599)。
リトライ回数(2バイトの数値):
ポーリングタイムアウト時のリトライ回数を指定します(0〜999)。
動作時間指定タイプ(2バイトの数値):
動作時間の指定方法を指定します。
0:
動作時間の指定をポーリング間隔指定で行う
1:
動作時間の指定を動作時刻指定で行う
ポーリング間隔(2バイトの数値):
ポーリング間隔を秒単位で指定します(1〜86399)。
動作時間帯フラグ(2バイトの数値):
ポーリング間隔を指定した場合に、そのポーリング間隔で動作する時間帯を指定するかどうかを指定します。
0:
指定しない
1:
指定する
動作時間帯設定数(2バイトの数値):
指定する動作時間帯の数を指定します(上限は60)。指定しない場合は0を指定してください。
開始時刻(2バイトの数値):
動作時間帯の開始時刻を0:00からの秒数で指定します(0〜86399)。
終了時刻(2バイトの数値):
動作時間帯の終了時刻を0:00からの秒数で指定します(0〜86399)。
動作時刻数(2バイトの数値):
指定する動作時刻の数を指定します(上限は512)。指定しない場合は0を指定してください。
動作時刻(2バイトの数値):
動作時刻を0:00からの秒数で指定します(0〜86399)。

■[ND-EX]セクションのパラメタ

検出対象:
既存ノードの検出(更新)か、新規ノードの検出を行うかを指定します。[ND]セクションと同一のキーに対して、以下のどちらかを指定します。
0:
新規ノード検出
1:
既存ノード検出
SNMPバージョン:
ノードの検出を行う際のSNMPのバージョンを指定します。
0:
SNMPv1
1:
SNMPv2C
2:
SNMPv1 → SNMPv2C
3:
SNMPv2C → SNMPv1
4:
SNMPv3
5:
SNMPv3 → SNMPv2c → SNMPv1
プロパティ変更フラグ:
ノード検出の際に、ホスト名、代表インタフェースの変更を行うかを指定します。
0:
ホスト名、代表インタフェースを変更しないノード検出
1:
通常のノード検出

■注意事項

設定項目にて秒数を指定する場合は60以下の値を指定しないでください。また、指定する秒数は60の倍数で指定してください。


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