Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.1 ポリシー情報> 2.1.15 ネットワーク管理の監視情報ファイル

2.1.15.4 ノード状態の表示(互換モード)

パラメタの記述形式を以下に示します。

[NP]
PO0=設定先種別, 設定先, 設定有効フラグ, 生存期間, タイムアウト,
リトライ回数, 動作時間設定タイプ, ポーリング間隔, 動作時間帯フラグ,
動作時間帯設定数, 開始時刻(注1), 終了時刻(注1), 動作時刻数, 動作時刻(注2)

[NP-EX]
PO0=ヘルスチェックフラグ, イベント通知フラグ, 通知条件, イベント自動対処フラグ, 状態表示

注1) 開始時刻および終了時刻の対で複数設定可能

注2) 時刻は複数設定可能

■[NP]セクションのパラメタ

設定先種別(文字列):
ポリシー設定を行う設定先を記述します。設定先には、以下の文字列を指定します。
“DV”:
部門に対して指定する場合
“SG”:
ネットワークに対して指定する場合
“ND”:
ノードに対して指定する場合
設定先(256文字以内の文字列):
設定先種別によって以下を指定します。
設定先種別が“DV”の場合:
管理サーバとなるノードに所属するインタフェースのホスト名またはIPアドレスを指定します。
設定先種別が“SG”の場合:
ネットワークアドレスを指定します。
設定先種別が“ND”の場合:
所属するインタフェースのホスト名またはIPアドレスを指定します。
設定有効フラグ(2バイトの数値):
無効を指定した場合、監視は行われません。
0:
無効
1:
有効
生存期間(2バイトの数値):
ノード状態の表示によって停止と判断される状態が連続した場合にノードを構成情報から削除するため期間を日単位で指定します(0〜999)。

この指定を行わない場合は0を指定します。

タイムアウト(2バイトの数値):
ポーリングのタイムアウト時間を秒単位で指定します(1〜3599)。
リトライ回数(2バイトの数値):
ポーリングタイムアウト時のリトライ回数を指定します(0〜999)。
動作時間設定タイプ(2バイトの数値):
動作時間の指定方法を指定します。
0:
ポーリング間隔指定で行う
1:
動作時刻指定で行う
ポーリング間隔(2バイトの数値):
ポーリング間隔を秒単位で指定します(1〜86399、デフォルトは3600)。
動作時間帯フラグ(2バイトの数値):
ポーリング間隔を指定した場合に、そのポーリング間隔で動作する時間帯を指定するかどうかを指定します。
0:
指定しない
1:
指定する
動作時間帯設定数(2バイトの数値):
指定する動作時間帯の数を指定します(上限は60)。指定しない場合は0を指定してください。
開始時刻(2バイトの数値):
動作時間帯の開始時刻を0:00からの秒数で指定します(0〜86399)。
終了時刻(2バイトの数値):
動作時間帯の終了時刻を0:00からの秒数で指定します(0〜86399)。
動作時刻数(2バイトの数値):
指定する動作時刻の数を指定します(上限は512)。指定しない場合は0を指定してください。
動作時刻(2バイトの数値):
動作時刻を0:00からの秒数で指定します(0〜86399)。

■[NP-EX]セクションのパラメタ

ヘルスチェックフラグ(2バイトの数値):
監視を運用管理サーバから行うかを指定します。設定先に部門管理サーバのノードを指定した場合だけ有効となります。
0:
行わない
1:
行う
イベント通知フラグ(2バイトの数値):
ノード、SNMPエージェント、インターフェースの状態遷移時にイベントを通知するかを指定します。
0:
行わない
1:
行う
通知条件(2バイトの数値):
イベントを通知する条件を以下のように指定します。
0:
停止状態への遷移
1:
起動状態への遷移
2:
状態遷移があれば常に通知
イベント自動対処フラグ(2バイトの数値):
通知条件により通知したイベントを、状態が復帰した時点で自動的に対処済みにするかを指定します。
なお、この設定が有効になるのは、通知条件に「停止状態への遷移」または「起動状態への遷移」が指定されている場合だけです。
0:
自動的に対処済みにしない
1:
自動的に対処済みにする
状態表示(2バイトの数値):
状態表示を以下のように指定します。
1:
状態表示を行う

■注意事項

設定項目にて秒数を指定する場合は60以下の値を指定しないでください。また、指定する秒数は60の倍数で指定してください。


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