Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録E データベースの二重化処理の異常での詳細なリカバリ手順> E.3 RERUNログ反映処理異常からのリカバリ方法

E.3.4 DSI非活性/未フォーマットのリカバリ

RERUNログ反映処理で以下の異常を検知した場合のリカバリ方法を説明します。

■非ユニークインデックスのDSI非活性/未フォーマットからのリカバリ

RERUNログ反映処理で反映対象の非ユニークインデックスがDSI非活性/未フォーマットを検知しても、メッセージを出力してRERUNログ反映処理を継続します。
この状態でもRERUNログ反映処理は継続できますが、ノード切替えに備えてリカバリを早急に実施する必要があります。
非ユニークインデックスがDSI非活性/未フォーマットのリカバリは、以下の操作で実施してください。

操作手順

  1. 正系ノードでDBミラーリングサービスを通常停止します。

  2. 副系ノードでrdbsloaderコマンドの-xオプションを実行して、インデックスの創成処理を実施します。

  3. 両ノードでDBミラーリングサービスを起動した後、利用者業務を再開

■XMLインデックス活性状態からのリカバ

RERUNログ反映処理でXMLインデックス活性状態を検知した場合のリカバリは、両ノードで連携して行うリカバリ手順で “ログ破棄の利用設定”を行う前に、メッセージで示された資源について、XMLインデックスの対象となるテーブルのDSIを閉塞します。その後、両ノードで連携して行うリカバリ手順の“全件複写などの異常原因に応じた両ノードが連携したリカバリ”にて、XMLインデックスの定義を削除(XMLグループ、XMLのDSI/DSO)と正系ノードのrdbunlコマンドでアンロードしたデータをrdbsloaderコマンドで副系ノードにロードを行います。

リカバリ対象資源はSymfoware/RDBのRDBREPORTに出力するメッセージから特定します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007-2008