Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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付録E データベースの二重化処理の異常での詳細なリカバリ手順> E.3 RERUNログ反映処理異常からのリカバリ方法

E.3.5 副系ノードのみで行うリカバリ

データベースの二重化処理で異常が発生した場合の副系ノードのみで行うリカバリ手順を説明します。

■操作の手順

■データベースサーバ2の操作

  1. データベースの二重化処理での異常をメッセージにより認識します。

  2. dxsvstopコマンドを実行して、DBミラーリングサービスを保守停止します。

    $ dxsvstop -m

  3. 異常原因に応じたリカバリを行います。

  4. dxsvstartコマンドを実行して、DBミラーリングサービスを開始します。
    DBミラーリングサービスが開始すると、DBミラーリングシステムがRERUNログ反映処理を開始します。

    $ dxsvstart -r

副系ノードのリカバリを行っている間、運用中の正系ノードではRLCファイルにRERUNログを蓄積しています。リカバリに時間がかかる場合に、正系ノードのRLCファイルの容量不足が発生しないよう、あらかじめ十分な容量見積りを行ってください。

RLCファイルの容量見積りについては“セットアップガイド”の“RLCの容量見積り”を参照してください。

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