Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド

E.3.3 データベース定義の関連付け未定義からのリカバリ

RERUNログ反映処理でデータベース定義の関連付け未定義を検知した場合のリカバリは、異常原因に合わせて以下のリカバリを行います。

• 表DSIの関連付け未定義のリカバリ

• 順序の関連付け未定義のリカバリ

■表DSIの関連付け未定義のリカバリ

両ノードで連携して行うリカバリ手順の“異常原因に応じたリカバリ”にて、以下を行います。

正系ノードのrdbunlコマンドで取得した退避データをrdbsloaderコマンドで副系ノードに適用する。

副系ノードでセットアップスクリプトdxfmtmndb.shを実行して、RLP管理オブジェクトの初期化を行う。

データベース資源の関連付けを行うために、正系ノードでrdbbcmapコマンドを利用して資源識別子の抽出を行い、副系ノードでrdbbcmapコマンドを利用して資源識別子の登録を行う。

■順序の関連付け未定義の場合

順序の同期合せを実施してください。

• データベースの関連付けが未定義の資源は、Symfoware/RDBのRDBREPORTに出力されているメッセージから特定してください。

• データベース定義の関連付け未定義とは、両ノードでデータベース定義の関連付けが行われていない場合のことです。

• データベース定義の関連付けについては”セットアップガイド”の“システム間のデータベース資源の関連付け”を参照してください。

• 両ノードで連携して行うリカバリ手順については“両ノードで連携して行うリカバリ”を参照してください。

• Symfoware Serverのrdbunlコマンドおよびrdbsloaderコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

• 順序の同期合せについは“順序の同期合せ”を参照してください。