Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 DBミラーリングシステムの運用概要> 1.1 通常運用

1.1.1 縮退運用

DBミラーリングシステムでは、正系ノードでデータベースサーバやデータベースの異常が発生した場合、副系ノードが正系ノードに切り替わります。利用者は、異常発生によるノード切替えを意識することなく、利用者業務を継続することが可能です。
異常が発生したノードをリカバリした後、ノード組込みを実施することにより副系ノードとして組み込まれ、副系ノードの利用者業務も再開可能になります。

正系ノードから副系ノードへの切替えは以下の方法があります。

DBミラーリングシステムの監視による異常の検知、あるいはSymfoware/RDBの異常を利用者が検知した場合等、利用者による判断でノード切替えを行うことが可能です。
利用者判断によるノード切替えには以下の2通りあります。
Symfoware/RDBのシステムダウン、およびDBミラーリング動作環境ファイルにおいてノード切替えが指定された監視によってDBミラーリングシステムがノード切替えを行います。

縮退運用の流れを以下に示します。

■縮退運用の流

ノード切替えについては“ノード切替え”を参照してください。

下へ1.1.1.1 ノード切替えの契機
下へ1.1.1.2 利用者判断によるノード切替え
下へ1.1.1.3 DBミラーリングシステムによるノード切替え

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007-2008