Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第1章 DBミラーリングシステムの運用概要 |
通常運用は、DBミラーリングシステムの基本的な運用方法です。
正系ノードと副系ノードを連動して起動、運用することで、ノード異常に備えた信頼性のある利用者業務を行うことができます。
通常運用の流れを以下の図に示します。
両ノードでDBミラーリングサービスを開始した後、利用者業務を開始してください。
通常運用中は、DBミラーリングシステムが両ノードのデータベースの二重化処理やデータベースの監視を行うため、利用者が実施する運用操作はありません。
利用者は定期的にDBミラーリングシステムのモニタリングを行う必要があります。
DBミラーリングサービスの開始により、Connection Managerによるアプリケーションサーバからデータベースサーバへの通信が可能な状態になります。
DBミラーリングシステムの運用はスーパユーザで実行することを推奨します。
この場合、スーパユーザに以下のアクセス権限を付与する必要があります。
Mirroring Controllerを構成するファイル資源へのアクセス権が必要です。
下記のファイルにRead権、Write権のあるユーザで実行してください。
RERUNログ引継ぎファイル
RERUNログ抽出ファイル
RLCファイル
RLM
作業域ファイル
BCログ管理ファイル
資源識別子抽出ファイル
RLP動作環境ファイル
BC構成パラメタファイル
Mirroring Controllerコマンドの入出力ファイル
DBミラーリング動作環境ファイル
Mirroring Controllerを構成するデータベース資源へのアクセス権(GRANT権限)が必要です。
下記の資源にINSERT権、DELETE権のあるユーザで実行してください。
dxmakemndb.shの実行者で運用する場合は考慮する必要がありません。
BC管理DBオブジェクト
DBミラーリングシステムの起動については“DBミラーリングシステムの起動”を参照してください。
縮退運用については“縮退運用”を参照してください。
ノード組込みについては“ノード組込みの運用”を参照してください。
ノードの計画切替えについては“ノードの計画切替え”を参照してください。
DBミラーリングシステムの停止については“DBミラーリングシステムの停止”を参照してください。
モニタリングについては“モニタリング”を参照してください。
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