Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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第5章 バッチサーバ環境の作成 | > 5.2 バッチサーバ環境の設定 | > 5.2.4 バッチワークユニットの環境設定 |
対象の「ワークユニット定義ファイル」に、“バッチワークユニットの設計”時に決定した値をもとに、以下の設定項目を追加/編集してください。
更新するワークユニット定義ファイルの定義項目について、以下に説明します。
“文字コードの設計”にて決定した、バッチ実行基盤で使用する文字コードを設定します。
ワークユニット定義ファイルの項目と設定値は、以下のとおりです。セクション : Control Option
定義項目名 : Environment Variable
設定値 : 以下の2つを設定
- Environment Variable: LANG=バッチ実行基盤で使用する文字コードに応じた値
- Environment Variable: OD_CODE_SET=バッチ実行基盤で使用する文字コードに応じた値
環境変数の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Environment Variable:環境変数”を参照してください。
LANG、OD_CODE_SETには必ず同じ文字コードを設定してください。
セットアップコマンドでは「プロセス縮退運用する」指定になっています。
縮退運用をしたくない場合には設定を変更する必要があります。
ワークユニット定義ファイルの項目と設定値は、以下のとおりです。セクション : Control Option
定義項目名 : Process Degeneracy
設定値 : NO
プロセス縮退運用の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Process Degeneracy: プロセス縮退運用”を参照してください。
セットアップコマンドでは「1世代」指定になっています。
退避世代数を増やしたい場合には設定を変更する必要があります。
ワークユニット定義ファイルの項目と設定値は、以下のとおりです。セクション : Control Option
定義項目名 : Number of Revision Directories
設定値 : 0〜5
カレントディレクトリの退避世代数の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Number of Revision Directories: カレントディレクトリの退避世代数”を参照してください。
セットアップコマンドでは「スレッドモード」の指定になっています。
プロセスモードにして運用したい場合には設定を変更する必要があります。
ワークユニット定義ファイルの項目と設定値は、以下のとおりです。セクション : Application Program
定義項目名 : Process Mode
設定値 : YES
動作モードの詳細は、バッチワークユニットの設定の“Process Mode:プロセスモード”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの設定内容については、“バッチワークユニットの設定”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの編集で、「バッチ実行基盤の使用する文字コード」をEUCにし、「カレントディレクトリの退避世代数」を2にする例を以下に示します。(太字部分が編集した部分です。)
[WORK UNIT] Name : jobq001_CWU Kind : ASYNC Batch Mode : YES [Control Option] Current Directory : /MCBATT/jobq001/BTWU Application Retry Count : 6 Process Degeneracy : YES Environment Variable: LANG=ja Environment Variable: OD_CODE_SET=EUC Number of Revision Directories : 2 [Application Program] Destination : jobq001_CSTEPdest Concurrency : 5 |
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