Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第5章 バッチサーバ環境の作成

5.2 バッチサーバ環境の設定

セットアップコマンドで作成したバッチサーバ環境に対して、事前に設計した情報をもとに環境設定を行います。
環境設定項目と設計した箇所を以下に示します。

◆バッチサーバ環境の初期値

バッチサーバ環境の設定情報には、セットアップコマンドにより初期値が設定されます。
初期値を変更する必要のある項目に対して、環境設定を行います。ただし、以下の項目は必ず設定する必要があります。

バッチサーバ環境の設定情報の初期値は以下のとおりです。

環境設定物

環境設定情報

初期値 (セットアップコマンド)

バッチ実行基盤全体の設定

バッチシステム利用グループ

ユーザの追加

未設定です。

Interstage運用グループ

ユーザの追加

未設定です。

ファイル管理機能

バッチジョブが使用するファイルシステム

未設定です。

ジョブの実行環境ごとの設定

バッチ受付サービス

 

ジョブキュー

投入可能ジョブ数

ジョブキュー単位で投入可能ジョブ数の制限はしません。

実行経過時間制限値

実行経過時間の監視はしません。

デフォルトジョブキュー

デフォルトジョブキューは未設定です。

バッチ実行サービス

 

イニシエータ

イニシエータの開始方法

自動起動です。

バッチワークユニット

環境変数 (バッチ実行基盤で使用する文字コードの設定)

未設定です。

プロセス縮退運用有無

プロセス縮退運用します。

カレントディレクトリの退避世代数

1世代です。

アプリケーションのプロセスモード

スレッドモードです。

■バッチサーバ環境の設定手順

セットアップコマンドが正常に動作したあとの、バッチサーバ環境の設定手順は以下のとおりです。
本作業手順は、Interstage、およびJMXサービスが停止していることを前提に説明しています。
起動している場合は、“Interstageの停止”、“JMXサービスの停止”を行ってください。


下へ5.2.1 ユーザの設定
下へ5.2.2 ファイル管理機能の設定
下へ5.2.3 ジョブキューの環境設定
下へ5.2.4 バッチワークユニットの環境設定
下へ5.2.5 バッチ実行基盤の動作確認
下へ5.2.6 イニシエータの環境設定

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