Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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付録D バッチワークユニットの設定 | > D.2 ワークユニット定義の制御文 | > D.2.2 Control Optionセクション |
バッチアプリケーションが動作時に使用する環境変数を、半角カナ文字を除いた4096バイト以内の文字列で設定します。
設定内容は以下のような形式で指定します。
Environment Variable:環境変数=値 |
LD_PRELOADなど、値をスペースで区切る環境変数を設定する場合は、以下の例のようにダブルクォーテーションで括って設定してください。
Environment Variable:"LD_PRELOAD=/etc/opt/FSUNiconv/lib/libicv.so /usr/lib/watchmalloc.so.1" |
ただし、文字種別/長さ以外のチェックは行いません。
本ステートメントは複数指定することができます。その場合、すべての"Environment Variable"ステートメントで指定した文字列の合計が、4096バイト以内でなければなりません。
[Application Program]セクションの"Environment Variable"ステートメントで指定された環境変数と[Control Option]セクションの"Environment Variable"ステートメントで指定された環境変数が同じ場合は、[Application Program]セクションの"Environment Variable"ステートメントで指定された環境変数が使用されます。
なお、以下は本ステートメントの予約語なので指定できません。
本ステートメントは省略可能です。
環境変数には、設定が必要なものや、配備したバッチアプリケーションの種類によって設定が必要なものがあります。
以下の表をもとに設定してください。
名前 |
説明 |
必要性 |
LANG |
文字コードを指定します。
|
必須 |
OD_CODE_SET |
文字コードを指定します。
|
必須 |
APFW_PARAM_COMPLEMENT_MODE |
入力パラメタの未設定データの判定を行う場合に指定します。 ON |
入力パラメタの未設定データの判定時必須 (*) |
NLSPATH |
COBOLランタイムのエラーメッセージファイルの格納PATHを指定します。 /opt/FJSVcbl/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FJSVcbl/lib/nls/C/%N.cat:/opt/FSUNbsort/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FSUNbsort/lib/nls/C/%N.cat |
COBOL使用時必須 |
SQLRTENV |
Symfoware Serverを利用する場合に指定します。 |
Symfoware Server使用時必須 |
RDBNAME |
Symfoware ServerにRDBシステム名をつけて運用する場合のRDBシステム名を指定します。
|
Symfoware Server使用時任意 |
ORACLE_BASE |
Oracleを利用する場合に指定します。 |
Oracle使用時必須 |
ORACLE_HOME |
Oracleを利用する場合に指定します。 |
Oracle使用時必須 |
ORA_NLS10 |
Oracleを利用する場合に指定します。 ${ORACLE_HOME}/nls/data
|
Oracle使用時必須 |
NLS_LANG |
Oracleを利用する場合に指定します。
|
Oracle使用時必須 |
*:“入力パラメタの未設定データの判定”については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“COBOLアプリケーションのインタフェース”を参照してください。
以下に示す環境変数には、バッチアプリケーションの文字コードに合わせて統一した値を設定する必要があります。
- LANG
- OD_CODE_SET
- NLS_LANG
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