Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 異常時の運用> 4.18 RLPの再作成

4.18.2 複写先システムのRLP再作成手順

複写先システムのRLP再作成の操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■複写先システム

  1. rdbbcofflineコマンドを実行して、再作成対象のRLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  2. 運用中に複写元システムより転送されたすべてのRLC退避ファイルを削除します。

  3. テンプレートシェルスクリプトadgdelrlpenv.shを実行して、RERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。

    $ adgdelrlpenv.sh -p RLP名
  4. テンプレートシェルスクリプトadgdelmnobj.shを実行して、再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを削除します。

    $ adgdelmnobj.sh -p RLP名
  5. Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、SymfowareServerを停止します。

  6. rdbbcrlpコマンドを実行して、すべてのRLMとRLCを削除します。

    $ rdbbcrlp -E -p RLP名
  7. ACMのswsrpstatコマンドを実行し、RLMのボリュームの状態を確認してください。
    等価性コピーのセッションが残っている場合、以下の手順を実施して等価性コピーを解除します。

    ACMのswsrpmakeコマンド(-jオプションを指定)およびACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
    ACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
  8. テンプレートシェルスクリプトadgcrtrlp.shを実行して、RLMの作成およびRLPの整合を実施します。

    $ adgcrtrlp.sh -d RLP定義ファイル -p RLP名 -m reflect
  9. Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。

  10. テンプレートシェルスクリプトadgmakemndb.shを実行して、再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを作成および初期化します。

    $ adgmakemndb.sh -d RLP定義ファイル -p RLP名
  11. 再作成対象RLPに対応するRERUNログ引継ぎファイルを作成します。

  12. 再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIと順序について、システム間の関連付けを行います。

  13. 再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIについて、全件複写を行います。

  14. 再作成対象のRLPが以下の場合には、順序番号の同期合わせを行います。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007