Symfoware Active DB Guard 運用ガイド |
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第4章 異常時の運用 | > 4.18 RLPの再作成 |
複写元システムのRLP再作成の操作の流れを以下に示します。
rdbbcofflineコマンドを実行して、再作成対象のRLPを終了オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m term |
運用中に作成されたすべてのRLC退避ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
テンプレートシェルスクリプトadgdelmnobj.shを実行して、再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを削除します。
$ adgdelmnobj.sh -p RLP名 |
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを使用し、Symfoware Serverを停止します。
当該RLPのすべてのRLMとRLCを、rdbbcrlpコマンドを使用して削除します。
$ rdbbcrlp -E -p RLP名 |
ACMのswsrpstatコマンドで、RLMとRLCのボリュームの状態を確認してください。
等価性コピーのセッションが残っている場合、以下の手順を実施して等価性コピーを解除します。
ボリュームの状態が"halt"の場合
ACMのswsrpmakeコマンド(-jオプションを指定)およびswsrpcancelコマンドを実行してください。
上記以外の場合
ACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
テンプレートシェルスクリプトadgcrtrlp.shを実行して、RLMおよびRLCを作成します。
$ adgcrtrlp.sh -d RLP定義ファイル -p RLP名 -m capture |
Symfoware Serverのrdbstartコマンドを使用し、Symfoware Serverを起動します。
テンプレートシェルスクリプトadgmakemndb.shを実行して、再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを作成および初期化します。
$ adgmakemndb.sh -d RLP定義ファイル -p RLP名 |
再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIと順序について、システム間の関連付けを行います。
再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIについて、全件複写を行います。
複写元システムのRLPを再作成する場合は、対応する複写先システムのRLPも再作成する必要があります。
センタ切り替えを行う運用の場合は、複写先システムでのRLPの再作成の操作も行なう必要があります。操作の詳細は“複写先システムのRLP再作成手順”を参照してください。
RLMとRLCの配置先ローデバイスは、再作成前のRLPと同一にします。
RLPを再作成した後は、RLPを再作成する前に作成したRLC退避ファイルからのRERUNログ抽出を実行しないでください。実行した場合は、RLPを再作成する必要があります。
終了オフラインにしたRLPを再利用するには、RLPの再作成が必要です。
RLP管理オブジェクトの削除については“設計・セットアップガイド”の“RLP管理オブジェクトの削除”を参照してください。
ACMのswsrpstatコマンドおよびswsrpmakeコマンド、swsrpcancelコマンドの詳細については“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書”を参照してください。
RLMおよびRLCの作成については“設計・セットアップガイド”の“RLMおよびRLCの作成”を参照してください。
テンプレートシェルスクリプトについての詳細は“設計・セットアップガイド”の“テンプレートシェルスクリプトについて”を参照してください。
RLP管理オブジェクトの作成および初期化については“設計・セットアップガイド”の“BC管理DBの作成”を参照してください。
システム間の関連付けについては“設計・セットアップガイド”の“システム間のデータベース資源の関連付け”を参照してください。
全件複写については“全件複写によるデータの移行”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbclrfコマンドおよびrdbstopコマンド、rdbstartコマンドの詳細については“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
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