ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書 |
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第6章 状態表示機能 | > 6.2 UNIX/IAサーバの状態表示機能 |
データ転送状態表示機能は、V11形式のデータ転送用ボリュームを使用したデータ転送の、転送状態を確認したい時に使用します。
本機能は、UNIX/IAサーバにmftfstatコマンドを提供しています。
以下に、データ転送状態表示のコマンド(mftfstat)について記載します。
UNIXサーバ
mftfstat [ 対象デバイス名 | 対象デバイスの上位ディレクトリ名 ]
[-u 依頼者名]IAサーバ mftfstat.exe [対象デバイス名] [-u 依頼者名]
本データ転送状態表示コマンドは、V11形式のデータ転送用ボリュームを使用して、データ転送中の転送状態を表示します。
対象デバイス名 | 対象デバイスの上位ディレクトリ名 : [UNIX]
対象デバイス名 : [IA]対象デバイスには、転送状態を表示したい、XLデータムーバのデータ転送用ボリュームのキャラクタデバイス名を指定します。
対象キャラクタデバイス名および、対象キャラクタデバイスの上位ディレクトリ名を省略した場合には、ローカルシステムが認識可能なデータ転送用ボリュームのキャラクタデバイス一覧とリクエスト受付プロンプトを表示します。
その際に検索対象となるディレクトリは、Solaris OS、HP-UX、/dev/rdsk配下、AIXは/dev配下、Linuxは/dev/raw 配下です。
ただし、Solaris OSでMPHD等のドライバを使用していて、上記以外のディレクトリ配下を検索対象としたい場合等には、対象デバイスの上位ディレクトリ名に、対象のディレクトリ名を指定してください。 対象デバイスの上位ディレクトリ名を指定するには、先頭および末尾に必ず "/" を付けてください。
例) /dev/FJSVmphd/
キャラクタデバイス名を指定した場合、そのデバイスの転送状態を表示し、コマンドは終了します。
ここに指定するキャラクタデバイス名は、以下のキャラクタデバイス名を指定します。
- UNIXサーバ
- Solaris OSの場合
例)host-adaptor-id=1 target-id=2 論理ユニット=3の場合
※ Solaris OSの場合、論理ユニット全体が参照できるパーティションはs2です。- /dev/rdsk/c1t2d3s2
- HP-UXの場合
例)host-adaptor-id=1 target-id=2 論理ユニット=3の場合- /dev/rdsk/c1t2d3
- AIXの場合
例)hdisk3 の場合- /dev/rhdisk3
- Linuxの場合
例)/dev/sda のデバイスを rawコマンド で /dev/raw/raw2 にバインドした場合- /dev/raw/raw2
UNIXサーバのデバイス一覧の表示順番は、ファイル名の小さい順です。
よって以下のように表示されます。
01:/dev/raw/raw1
02:/dev/raw/raw11
03:/dev/raw/raw2
:- IAサーバ
- ディスクユーティリティで選択した物理ディスク番号("Diskxx"のxx部分の数字)を"PHYSICALDRIVE"の後に追加した形で指定します。
その際に、物理ディスク番号の先頭が 0の場合 には 0をとった数字を指定する必要があります。
以下の例を参考にしてください。
- 例)物理ディスク番号が1("Disk01")の場合
- PHYSICALDRIVE1
対象デバイス名および、対象デバイスの上位ディレクトリ名を省略した場合、表示されたデバイス一覧から対象デバイスの番号を、リクエスト受付プロンプトに指定することにより、対象デバイスの転送状態を表示しコマンドを終了します。
またデバイス一覧を表示後止めたい場合には、リクエスト受付プロンプトに"quit"または、"q"を指定することでコマンドは終了します。
本パラメタを複数指定することは、できません。-u 依頼者名
対象デバイスを使用してデータ転送中の内、表示したいクライアント側の転送依頼者名(クライアント側ログイン名)を指定します。
本オプションで指定した転送依頼者の転送状態だけ表示します。ただし、転送状態が転送中の時だけ有効となります。
本パラメタを省略した場合には、すべての転送情報が表示されます。
正常終了した場合には、0を返します。
異常終了した場合には、-1を返しエラーメッセージを標準エラー出力に出力します。
# mftfstat
01:/dev/rdsk/c1t1d2s2
02:‥‥‥‥‥‥
03:‥‥‥‥‥‥
quit or q : exit
>>request No.
1
Information of data transfer volume DATE : 2002.08.22 10:23:50
Data transfer volume : /dev/rdsk/c1t1d2s2 (1)
** Translation state information **
== No.1 Client system : MSP1 == (2)
-- Partition No.00 -- (3)
Status : Alloc (4)
-- Partition No.01 -- (3)
Status : Trans(send) (4)
Translation byte : 10 Mbyte (5)
Application id : 01 (6)
Client request time : 2002.08.22 10:20:56 (7)
Server receptionist time : 2002.08.22 10:21:14 (8)
Sysid : 00000003 (9)
Transration information
Client system information
Client file name : PSFILE.DATA (10)
Request userid : GSUSER1 (11)
Server system information
Server system name : UNIX1 (12)
Server system volume : /dev/rdsk/c1t1d2s2 (13)
Server file name : /work/mftf_data/mftf (14)
Server filtercommand : "/usr/mftf/bin/convert -i" (15)
Server userid : mftfuser (16)
[表示内容の説明]
表示内容について以下に説明します。
表示する項目は、転送依頼したアプリケーション(6)や、区画状態(4)によって異なります。
また、一つのクライアントシステム内で何も転送されていない場合には、(3)以降には「Partition no use」と表示されます。
No. 表示内容 転送依頼したアプリケーション/区画状態 XLデータムーバ SAN連携製品 割当中 転送中 割当中 転送中 (1) デバイス名 ○ ○ ○ ○ (2) クライアントシステム名 ○ ○ ○ ○ (3) 区画番号 (00〜15の10進数) ○ ○ ○ ○ (4)
- 区画状態
- Alloc : 割当中 (準備中/終了中)
Trans : 転送中○ ○ ○ ○
- クライアントからの転送種別
- send:データ送信依頼
recv:データ受信依頼
XLジョブ連携の場合は、データ送信とデータ受信を区別しないでSENDだけを表示します。× ○ × ○ (5)
- データ転送量(MB)
- メガバイト単位(1024×1024バイト)で表示
× △ × △ (6)
- アプリケーションID
- データ転送用ボリュームを使用しているアプリケーションID
00:HULFT-SAN
01:XLデータムーバ
02:XLジョブ連携
03:Linkexpress SAN option× ○ × ○ (7)
- クライアント転送依頼日時
- クライアント側で転送を依頼した日時
× ○ × ○ (8)
- サーバ転送受付日時
- サーバ側で転送依頼を受け付けた日時
× ○ × ○ (9)
- XLデータムーバが付与する転送ID
- 転送依頼を識別するID
× ▲ × ▲ (10)
- クライアント側ファイル名
- クライアント側のファイル名
クライアント側のファイル名が150文字を超える場合には、ファイル名の先頭50文字の次にピリオドを3文字(...)付加した後、ファイル名の後ろ50文字を表示します。
クライアント側が転送コマンドmftfsend(データ送信依頼)で、標準入力を使用する(-fオプション未指定)場合には、本項目には「stdin」を表示します。
また、転送コマンドmftfrecv(データ受信依頼)で、標準出力を使用する(-tオプション未指定)場合には、本項目には「stdout」を表示します。× ▲ × × (11)
- クライアント側転送依頼ユーザ名
- クライアント側で転送を依頼したユーザ名
× ○ × × (12) サーバシステム名 × ○ × ○ (13) サーバ側デバイス名 × ○ × ○ (14)
- サーバ側ファイル名
- サーバ側のファイル名
サーバ側のファイル名が150文字を超える場合には、ファイル名の先頭50文字の次にピリオドを3文字(...)付加した後、ファイル名の後ろ50文字を表示します。
× ○ × × (15)
- サーバ側フィルターコマンド名
- 転送依頼時に、サーバ側フィルターコマンド名を指定しなかった場合には、値は何も表示しません。
また、サーバ側フィルターコマンド名が150文字を超える場合には、コマンド名の先頭50文字の次にピリオドを3文字(...)付加した後、コマンド名の後ろ50文字を表示します。
× ○ × × (16)
- サーバ側ユーザ名
- 転送依頼時に指定したサーバ側のユーザ名
転送依頼時に、サーバ側のユーザ名を指定しなかった場合には、値は何も表示しません。× ○ × ×
○ : 情報を表示します。 △ : クライアント側(転送コマンド/転送バッチユーティリティ起動側)のXLデータムーバがV11L20/2.1以前の場合には、“*”を表示します。
上記以外の場合で、データ転送用ボリュームから読み込む側(クライアント側がsendした場合は、サーバ側。recvした場合は、クライアント側となります。)のXLデータムーバがV11L20/2.1以前の場合には、この項目は0を表示します。
XLジョブ連携を使用している場合は、この項目には0を表示します。▲ : クライアント側(転送コマンド/転送バッチユーティリティ起動側)のXLデータムーバがV11L20/2.1以前の場合には、この項目の行は表示しません。 × : 情報を表示しません。
# mftfstat /dev/rdsk/c1t1d2s2
Information of data transfer volume DATE : 2002.08.22 10:23:50
Data transfer volume : /dev/rdsk/c1t1d2s2
** Translation state information **
== No.1 Client system : MSP1 ==
-- Partition No.00 --
Status : Alloc
-- Partition No.01 --
Status : Trans(send)
Translation byte : 10 Mbyte
Application id : 01
Client request time : 2002.08.22 10:20:56
Server receptionist time : 2002.08.22 10:21:14
Sysid : 00000003
Transration information
Client system information
Client file name : PSFILE.DATA
Request userid : GSUSER1
Server system information
Server system name : UNIX1
Server system volume : /dev/rdsk/c1t1d2s2
Server file name : /work/mftf_data/mftf
Server filtercommand : "/usr/mftf/bin/convert -i"
Server userid : mftfuser
データ転送中にシステムダウンやサーバシステム側のデーモンやサービス、サブシステムでなんらかの異常が発生した時や強制的に停止させた場合、データ転送用ボリュームの区画は使用中のままになります。
この区画は、18分を経過しますと使用可能となりますが、データ転送状態表示は、次にその区画が使用されるまで割当中または転送中状態と表示されます。
データ転送の区画割当ては、空き状態の区画を優先して選択します。このため、その区画の表示は割当中または転送中状態のままになる可能性があります。
必要ならば、データ転送を行わない時間帯に、データ転送用ボリュームを初期化し直してください。
過去に使用していたデータ転送用ボリュームがデバイス一覧に表示されることがあります(データ転送用ボリュームを別の目的のボリュームに変更する場合を参照)。
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