Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド
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第3部 UDDIレジストリサービス編> 第10章 UDDIレジストリサービス環境設定ファイル> 10.3 環境設定ファイルのタグの詳細

10.3.4 ディレクトリサービスとの接続定義(datasourceタグ)

UDDIレジストリサービスが情報を格納するディレクトリサービス(InfoDirectory)との接続設定情報を定義します。

■記述形式

<config version="2.0">
 :
 <datasource>
  <port> number </port>
  <adminId> DN </adminId>
  <adminPasswd> password </adminPasswd>
  <lockTimeOut> number </lockTimeOut>
 </datasource>
 :
</config>

■タグの内容

タグ名

説明

タグの省略

複数指定

port

ディレクトリサービスのDSAの接続ポート番号を指定します。
ディレクトリサービスの環境構築』の『UDDIレジストリサービス用DSAの作成』で指定したポート番号を指定してください。
省略した場合、ポート番号は“10389”になります。

×

adminId

自動起動する場合、このタグにUDDIレジストリサービス用DSAの管理者DNを指定します。
ディレクトリサービスの環境構築』の『UDDIレジストリサービス用DSAの作成』で指定した管理者DNを指定してください。

×

adminPasswd

自動起動する場合、このタグにUDDIレジストリサービス用DSAの管理者パスワードを指定します。
ディレクトリサービスの環境構築』の『UDDIレジストリサービス用DSAの作成』で指定したパスワードを指定してください。

×

lockTimeOut

InfoDirectoryへの排他アクセスのタイムアウト時間(秒)を指定します。デフォルトは30秒になっています。
lockTimeOutは、1リクエストの平均処理時間と同時接続数に影響します。lockTimeOutを小さくした場合、1リクエストの平均処理時間は短くなりますが、同時接続数は小さくなります。また、lockTimeOutを大きくした場合、1リクエストの平均処理時間は長くなりますが、同時接続数は多くなります。
環境に合わせて設定してください。

×


UDDIレジストリサービス環境設定ファイルにDSA管理者DNおよびパスワードを記述すると、環境設定ファイルの内容がUDDIレジストリサービス管理者以外の第3者に漏洩した場合に、DSA管理者DNおよびパスワードも一緒に漏洩してしまいます。
UDDIレジストリサービス環境定義ファイルの内容が漏洩しないように注意して運営してください。

■記述例

<config version="2.0">
 :
 <datasource>
  <port>10389</port>
  <adminId>cn=admin</adminId>
  <adminPasswd>admin</adminPasswd>
  <lockTimeOut>30</lockTimeOut>
 </datasource>
 :
</config>


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