Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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2.1.5.2 異常時退避用ディレクトリの運用
“異常時退避用ディレクトリ”にジョブログの一部が退避された場合には、ジョブ単位に“退避ファイル”を確認してください。
それをもとに、対象ジョブがどこまで実行していたか把握できます。
確認が済んだ退避ファイルは、削除するか、バッチ業務の運用に合わせて別の場所に退避してください。
異常時退避用ディレクトリに格納したままにしておくと、バッチシステムが古い順に退避ファイルを削除します。
■退避ファイルの退避
退避ファイルを退避する場合は、以下の手順で行ってください。
- 退避先に退避ファイルが格納できるだけの十分な空き容量があることを確認してください。
- 退避先に対象ジョブの“ジョブ単位の退避ディレクトリ”を以下のようにコピーしてください。
# cp -pR /var/opt/FJSVibsbx/common/jobbackup/ジョブ番号.bak /home/bat/work |
- コピーが正常に完了したあと、コピーしたジョブ単位の退避ディレクトリを削除してください。
必ずバッチシステムが使用していないファイルシステム上に退避してください。
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