Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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付録B ジョブログ> B.3 異常時退避用ディレクトリ

B.3.1 異常時退避用ディレクトリの出力と管理

■異常時退避用ディレクトリへの出力単位

異常時退避用ディレクトリは、ジョブ番号ごとに退避ファイルに退避します。

退避ファイルは、以下のとおりです。

■異常時退避用ディレクトリの管理方法

異常時退避用ディレクトリは、500メガバイト使用します。
500メガバイトを超える場合は、ジョブごとに古い退避ファイルを削除してから格納します。

■異常時退避用ディレクトリパス

異常時退避用ディレクトリは、以下のとおりです。

異常時退避用ディレクトリ配下に、ジョブごとに以下のように退避します。


ジョブ番号=215 の場合

■出力情報

退避ファイルごとの出力情報を説明します。

◆ジョブメッセージ退避ファイル

ジョブメッセージ退避ファイルには、以下の情報を出力します。


出力される各メッセージは、“Interstage Job Workload Server メッセージ集”を参照してください。

出力例

[2006/05/06 01:14:51.458] FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50100: Started job. : JOBNO='61' JOBNAME='jobuty' ININAME='JOB-queue_00001'
[2006/05/06 01:14:51.675] FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50101: Started Jobstep. : JOBSTEPNO='1' JOBSTEPNAME='step01' PID='7474'
[2006/05/06 01:15:51.912] FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50102: Terminated jobstep. : CODE='0x00000000'
[2006/05/06 01:15:52.034] FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50101: Started Jobstep. : JOBSTEPNO='2' JOBSTEPNAME='step02' PID='7468'
[2006/05/06 01:16:22.214] FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50102: Terminated jobstep. : CODE='0x00000000'
[2006/05/06 01:16:22.924] FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 50120: Terminated job.

◆バッチアプリケーションの出力情報退避ファイル

各ジョブステップで実行されたバッチアプリケーションの標準出力/標準エラー出力は、ジョブステップ単位に以下のセパレータを挿入して出力します。

--- step1 ---


バッチアプリケーションの出力情報の出力サイズは、最大2メガバイトです。
2メガバイトを超えた場合、出力情報の収集を中断します。
超えた分の情報は出力されません。
また、バッチアプリケーションが標準出力/標準エラー出力に、日本語を出力した場合は、出力情報は、同じ文字コードで格納されます。

出力例

--- step1 ---
START Preparation
END   Preparation (0) 

--- step2 ---
START Definition file making
ERROR  Definition file [WRITE ERROR] CODE(5) 
END    Definition file maked (8) 

--- step3 ---

--- step4 ---

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